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二章 58 作戦会議

お久しぶりです。内容決まらず時間がたち、申しわけありません。これからも自分のペースになりますご続けて行きたいと思います。

「それでバールディア男爵は何で寝ているんだ?」




俺は帰ってきた時から気になっていた事を聞いた。招いたのはこっちだが、寝て待ってろなんて、言ってないしジェイド達も言わないだろう。




「バールディア男爵は、ここにつくなり、リーダー帰ってきたら、起こして。と、言って寝てしまいました。まだ説明もできてないです。」




と、ジェイドから返ってきた。確かに、リーダーは俺で俺が説明するのは当たり前だろうが、寝るか普通?どこまでも自由なんだな。




俺はそう考えながら、ベッドの方に近づき起こそうとすると、バールディア男爵はぱっと目を覚ました。




「あーよく寝た。やっと帰ってきたみたいだな。なんか人数は減っているが何があったん?」




と、ぬけぬけと話した。ほんとに寝てたのか疑うような目覚め方だが、俺も似たよう事できるし、ある程度危険に身を置いていたのかな?まぁ今は関係ないことだな。そう考え直した俺は、ギルドのことと、ジェイドのことを話した。




「ふーん。なるほどね。ここの領主怪しいと思っていたけど、やっぱり黒か。とりあえずこの街にいるはずのスペエイとスペクイに報告しとくかな。それで人数減っているのはなんで?」




スペエイとスペクイって俺等に漏らしていい名前なのか。という疑問はさておき、俺等の方でみた奴隷商についても話した。




「なるほどな。身代わりね。とても臭うな。そっちの方も調べた方が、いいかもな。結希斗、お前のメンバーで、領主邸に侵入できそうなスパイとかいる?」




と、バールディア男爵は俺に聞いてきた。スパイねー。普通に考えて、萌音、萌夢、琴葉は無理だろうな。地球でスパイの技術学べるはずがない。まぁ唯華はできるだろうが、あいつもいないしな。そうなると、残るはソウヒナ何だが、あいつは侵入先で何かやらかしそう。




スパイということは別の人になりきっての潜入とかで、領主とあってもバレないように潜り込ませ無ければならない。その点ソウヒナはお嬢様口調だし、バレやすいと思う。




「いな………………………………」




いない、と言いかけたときに1人思い浮かんだ。メイならできそうだな。砦に俺等の3日後についていた事を考えるとここの到着ももうそろそろ。




「うん?何だ?途中で止まっているん?」




と、俺の言葉に不審を思ったバールディア男爵が俺に聞いてきた。




「あぁいることにはいるんだが、今はいない。別行動しているメイならワンチャンできると思う。もうすぐこの街につくと思うんだけど…………」




メイが、いつ着くかはわからないために俺は最後の言葉がしりつぼみになった。




「あーあのメイド服着た子ね。報告あがっているよ。へー仲間だったんやな。道理で強いわけだな。それにちょうどいいな。領主がメイド募集かけてたみたいだしなー。過去に雇っていたメイドはどうしたんだろうな?そんじゃ孤児院の方はこちらで当たっておくよ。とりあえずそのメイがきたら、また来るとするよ。」




バールディア男爵は、いうだけ言って部屋から出ようとした。




「俺等は怪しまれないように冒険者とかしてるから、そっちも何かあったら教えてくれ。それとギルド長からの伝言だ。赤い月が落ちる。だそうだ」




部屋を出ていこうとしていたバールディア男爵に後ろから声を掛けた。バールディア男爵は一瞬考える素振りをしてからわかっているのか片手を上げて答えた。そういえばだが、メイがきたらまた来るって、門の入口でも見張っておくつもりか?どこまで特徴聞いているか知らないがわかるもんなのか?バールディア男爵ほんとに謎人物やな。










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