第六話 この世界の情報
半日間、図書室に籠って分かったことがある、まずこの世界の生物・・・動物は基本的に元いた世界とは変わらないが、新しく魔物がいる。
今日あったゴブリンのその一種、メジャーなオークやスライム・ドラゴン、さらには魔王もいる、しかしファステムという謎の魔物もおり、こいつは獣の一種なのだが、シシに似ている、しかし知性が高く、魔力を持っているらしい、魔力を持っていると、鎧として機能するらしい。
そしてスキルのランク付けは、
スキル(原理・構造を理解しているもの・努力によって勝ち取ったもの・呪符によって得たもの)
エクストラ(生まれつき⦅稀⦆・努力が完全体になったもの・血筋を使い魔道具で強制的に出したもの)
ユニーク(生まれつ⦅ごく稀⦆・窮地に追いやられた時に)
アルティメット(生まれつき⦅幻ぐらい⦆・アーティファクトの効果により得たもの)
となっている、大半の人はスキル自体持っていなく、兵士たちは呪符の力である程度持っており、貴族や王族はレアを持つのがほとんどだという、ミディアムやエキストラを待っているのは英雄や勇者もしくは超越者(それと王族)と呼ばれるものであり、この世には少ないと言われている、ミディアムは多そうに見えるが実際は少なく窮地と言っても狂気的な精神力がないとだめらしい、これ以上があるらしいがそれを出した人はもう人間じゃなくなっていて、魔人という存在になっているらしい、一部例外がいたらしいが・・・
さらに同郷人がいるのは確かで最近の戦記録には本田・翔一なる人がゲルカ連邦国と交戦したらしい、後ジョージ・マイケルなる人の名前があった、あってみたいななんて思いつつ他のも探し見た。
記録としては初めに召喚されたのは、2000ほど年前神を召喚しようとしたら実際に神が現れ西暦を作り、キリスト教なるものを広めたらしい……確実にあの偉人だよな。
また400年前には内乱があり、そこで曲がった剣を持った兵が出現し、国を造り上げた。
そして80年ほど前に大規模な戦争が起こった際、連合国とゲルカ連邦国は捕虜を使った召喚の際には太陽の印を掲げ、死を恐れないず突撃する兵・キルジャップ!と叫び、自由のために!といいながら戦う兵・ハイルゥと言って突撃する兵・ウラーと言って突撃する兵、確実に日・英・独・露だな。
これはつまり、WW2の武器がこの世界にあるということなのでは!?そう思うと胸が高まる、実際、俺はミリオタなので銃器には惹かれてしまう。
さらに読んでいくと、ここ10年前でも紛争地域で召喚されているらしい、法則にしたがえば恐らくイラクとかそのあたりではないだろうか?
そこで思った、9㎜パラベラム弾とか5.56×45㎜NATO弾とか仕組みが分かるからスキルで作れるんじゃね?と。
すかさず弾丸の構造を頭で思い浮かべた、すると・・・
『弾薬製造のスキルを獲得しました』
そのような声が聞こえた。試しにスキル欄を確認すると確かに【弾薬製造】という枠が追加されていた、説明にはありとあらゆる弾薬を作れるようになった、しかし材料が必要と書かれていた、まあ無から有が作れたらやべえわ。
ふと剣術にもランク付けされているのを思い出し、調べてみる。
剣術のランク付けは試験に受かってから正式に認められるというもの、英検みたいなものか、ランク付けは初級・中級・上級・特級・王級・帝級・神級となっている、宗派は関係なく強さだけで決めつけられている模様、魔法にも同じでランクがあるが魔法の場合、魔法によってレベルがあるらしい、属性は火・水・木・土・光・闇・空間属性で成り立っており、複合魔法もある。風などは水と木の複合属性に当てはまる。
とまあこんな感じだがやはりTHE異世界という感じがする、そこがたまらないのだがね。
魔法を覚えたいという欲求が高まり、ラプラスさんに教えてもらおうと思ったのだった。
二個出しましたよ!やりましたよハハ!!といこうことでブックマーク登録諸々お願いしますよ?