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第四章(1)

今回もお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます。

 今回は、学校への道程の、説明回ですので、あまり面白くありません。


         が

 出来れば最後まで読んで下さいね。

 


 昨夜はなかなか寝付けなかったか、朝はいつも通りに目覚めた。

 集会場に行くと、昨日、アレックス父さんが学力を調べたメイドさん達は、真新しい学校の制服に袖を通して、嬉しそうにしていた。

 僕も制服を受け取り、脱衣場で着替える事にして、脱衣場の扉を開けると、マリーとリリーも着替えの最中だったので、一度扉を閉めると、下着姿のリリーが、出てきて一緒に良いよと、腕を引っ張った。

 導かれるまま、脱衣場に入ると、全裸のマリーが、そのまま下着も着けず、制服を着用しようとしていたので、リリーと2人掛かりで、下着を着用させた。

 気になったので、聞いてみると、これ迄、下着を着用した事が無かったらしい。


 何故、今まで気付かなかったのだろう?

 これからは、毎日下着を着ける様に言うと、渋々ながらOKしてくれた。

 無事に着替えも済み、朝食を摂り、転移魔方陣の在るツリーハウスから、王城に転移して、城内で出会う人達に挨拶しながら、城門にたどり着くと、僕達の為に馬車が用意されていた。


 アナスタシアさんとノーナさんローザさんシンディさんは、大学に、通うので別の馬車に乗り、案内役として、アレックス父さんの部下だと言う助教授が、同乗して大学に、向かった。


 次に、アリッサ、ティナ、跪、メリルの4人は、同じ敷地内の、上級学校に通うので、4人で乗り合わせ、中級学校に通う僕達と一緒に出発する事になった。

 上級と中級合わせて3台の馬車に乗り込み、学校の校門に到着すると、上級学校の教師らしき人が、御者席に乗りそのまま上級学校の方へと馬車を進めた。

 僕達を乗せた馬車は、校門から、真っ直ぐ進み突き当たりの校舎の前で馬車から降りると、


「みんな、明日からも、通学に馬車を用意するが、校門の前で馬車から降りる様に、今日は、初日だから校舎の前迄乗ってもらったが、明日からは、校門から、歩いてここまでくるんだよ。」


 アレックス父さんの指示に、皆は、元気に


「「「「「「「はい!」」」」」」」


 と答えると、父さんの後に続いて歩き出した。


 職員室に入ると、教師全員が一斉に立ち上がり、アレックス父さんに深々と、お辞儀をするので、驚いてしまったが、この学校の理事長がマークさんで理事長代理が父さんだったらしい。


 クラスは、学年ごとに同じクラスに纏めてもらえたので、三年生のクリスティーナとアンナは同じクラスで、僕とマリーとリリーとリリアも同じクラスだった。

 それぞれ、クラス担任に連れられ、別室に呼ばれ、注意事項等を聞き、余った時間で、軽い雑談をしていると、始業の鐘が鳴り、いよいよ、教室に向かう事になった。

 リリーとリリアの2人は大丈夫だろうけど、たまにブッ飛んだ事をしでかす、トリガーハッピーのきらいのある、マリーが、無事に学校と言う枠組みの中で大人しくしている事が出来るのか?

 不安を感じながら、僕の学校生活が今、始まろうとしている。

 今回も最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。

 今回、面白味に欠けた事を心より、お詫び申し上げます。

 次回も、宜しければ、お立ち寄って下さいね。


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