第三章(9)
今回も、お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
どこで間違えたのか?29話と30話に同じモノが掲載されていました。
私のミスでしようか?昨日、気が付いたので、30話を挿し替えましたので、宜しければ目を通して下さいね。
今頃になって申し訳ありませんでした。
リリーが………
多尾狐のマリーの尻尾が4本になっていた。
と言うか、あまり違和感が無くて、気が付かなかった。
一体、いつ1本増えたのか?マリーに聞いてみた。
どうやら、リリーと会話が出来た時に増えたらしい。
この話しを聞いたハクタイセイが妙に納得していた。
多分、何かしらその理由に、気付いているようだ、昨日、気を失った女性陣を集めて、何やら秘密の会議を開いている。
僕、エドワードは、ハクタイセイのお姉ちゃんが会議中なので、朝の日課の剣の修行の後、魔法の練習をしようと、練習試合見てアドバイスのくれる人を探して、まずゴールディさんの所に行ったら、僕に付いて来たオリヴィアが、ゴールディさんを連れて遊びに行ってしまった。
次に最近、とても綺麗になったヘレンお姉ちゃん(世界樹の森に住む女性の事は、全員エドワードの姉であると、ハクタイセイに教育されています。)に、何か教えて貰えないか聞いたら、一冊の古いノートを渡された。
ずっと前に、シェーラお姉ちゃんが、お城の料理人の人から、貰ったレシピノートらしい。
全て覚えたから、返してって頼まれたけど、そのノートの持ち主は、もう、お城には、居ないらしい。
たから、ヘレンお姉ちゃんが僕にくれる代わりに、いつか、このノートの料理を作って私に食べさせてねっで言っていたので、今度チャレンジしてみょうと思った。
少し中を読んでみたけど、少し解らない単位の言葉が、在ったので、シェーラお姉ちゃん達に教えて貰おうと思った。
その後、ルイさんを見付けたので、何か修行をしたいと、言ったら、とても喜んでくれた、そして徒手空拳の格闘術を教えて貰える事になった。
今、住んでる所から、ずっと東に進んだ先に在る国の王様が使う格闘術で唐手と言う名前らしい。
先ず立ち方から、教えてもらったんだけど、身体の真ん中、正中線と言うらしいけど、これが、地面から垂直でないと、駄目らしく、立ち方たけでも何度もやり直しさせられた。
これから、週に1日練習を見て貰える様になった。
唐手の練習は、ほぼ半日、立ち方だけだったけど、ちやんと出来る様になれば凄く強く成れると聞いたので、頑張る事にした。
一通り練習が終わったので、リリーの所へ行く事にした。
世界樹の前でマリーが、僕の事を、待っていた。
「ギリギリ間に合ったね。」
マリーが、僕に言う
「リリーが、これから、長い眠りに就くから、その前に貴方に一目会いたいと、彼女は、ずっと待っていたらしい。」
僕は、訳が解らなくて、
「リリー何で眠りに就くの?
毎日、遊ぼうって言ったじゃない、」
と叫んだけど、リリーは、世界樹の一番下の枝から動こうとしない。
僕の方をじっと見て何か伝えようとしているのが解るのだけど、言葉が通じない。
するとマリーが、
「エドワード、安心して!
リリーは、貴方の事が大好きだから。
もっと貴方と仲良く成れる様に、これから、貴方と同じ言葉で会話が出来る姿になるために、少しの間眠りにつくのよ。」
マリーが、リリーの言った言葉を僕に解りやすい言葉で伝えてくれた。
僕は、目に溜まった涙を拭いて、リリー早く目覚めて僕と一緒に遊ぼうね!
って、精一杯の笑顔でリリーに叫んだ。
その時リリーは、しっかりと、僕の言葉に頷いてお尻の方から糸を出して、サナギになった。僕は、リリーが、サナギに成っていくのを最後まで見届けると、マリーに、
「早くリリーと一緒に遊べる様に毎日、2人で見に来ようね。」
って言ったら、僕の左手の甲をペロッと舐めて
「勿論。」
って短く答えた。
今回も、最高まで読んでいただき、ありがとうございます。
今回の話しは、エドワードの主観で、話しが進んで行きます。
この後、ドンドンエドワード主観の話しが出て来ると思いますので、よろしくお願いします。」