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幸運ミキサー協会  作者: つっちーfrom千葉
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*第二話*

「それはそうでしょうよ。本当に幸運を手に入れた人は、その方法を他人には絶対に教えませんからね。一般に知られていないだけで、特殊な方法で運を手に入れた人は、世の中にいっぱいいるのです。アイドルとか政治家の中にも大勢います。ところで、あなたが今否定されたような幸運の呼び方というのは、霊能力にしても占い師にしても非科学的ですよね。はっきりとした根拠のないものです。我々が行っている幸運の招き方というのは、非常に画期的でして、科学の力を使ってですね、会員全員に余すことなく幸せをお届けしていますのでね」


「科学の力と言われましたが、具体的にはどんな方法を使われるんですか?」

私は半信半疑でそう尋ねた。学生時代に友人が霊能者の悪徳商法に引っ掛かって何十万も無駄に支払う羽目になった一件を知っているので、この胡散臭い女性との話もあまり深入りせずに要点だけ聞いておこうと思った。

「先ほども少し申し上げましたが、運というものは、運動や勉強の才能と同じで、生まれ持ったものですのでね、自分の運勢が気に入らなくても、人生の途中まで来てしまってから突然変えることは出来ません。不幸な方は生涯不幸のままです。ですから、先ほど、あなたがおっしゃられていたことも間違いではないんですよ。周りには自分より不幸な人間がたくさんいるとおっしゃられましたよね。そうなんです。一般人のほとんどは不幸のどん底のまま生きるのです。幸運の手に入れ方を何も知らされないまま生涯を終えるのです。なぜなら、本物の幸運を生まれ持った方は、あなたのようなお歳になられる頃には、すでに有名人か資産家になっておられますのでね。大金や地位をさっと掴んでしまい、あなたの目に触れないところへ飛び去ってしまいます。それもごく自然にです。ある日、突然急死した叔父の膨大な資産が転がり込んできたとか、外国の石油王の隠し子であることが判明したとかですが、本人の幸せを求める欲望とは無関係に、映画よりも滑らかなストーリーを経て幸せになられますのでね。決して欲深さが幸せを呼んでいるわけではありません。ただ、あなたのように、そのお歳まで平凡に生きてきてしまったら、そろそろ自覚しなければいけません。しまった、自分はついていないぞってことをですよね。残念ながら凡人俗物として生れついてしまったぞ、ということをですね。しかし、あなたも察しておられる通り、人口に占める割合は、不幸な人間の方が圧倒的に多いのが実状です。映画館、競馬場、スーパーマーケット、居酒屋、市民プール、そこに通うほとんどの人の口からは、自身の不幸を呪う言葉が溢れ出してきます。ただ、あなたのような哀れな方が巷にあふれる中で、我々も何も手を打たないではありません。長年の研究を経て、ついに幸運ミキサーという画期的なものを発明しましたのでね」


 私は女性の淡々とした語り口を聞いているうちに、少しずつ話に引き込まれているのがわかった。最初は『どうせ、これも詐欺だろう』と疑ってかかっていたのだが、いつの間にか、もっと先を聞いてみたいという気にさえなっていた。ここまで来たらどうにでもなれという気持ちにもなっていた。


「そこまでは理解出来ました。確かに、私の人生にもそろそろ手を入れないといけない時期なのかもしれません。それで、店内のポスターでも見かけて、ずっと気になっていたんですが、その幸運ミキサーというのは、いったいどういうものなんです? どうやって人間の運勢を変えるというのです?」

小太りの女性はニッコリと微笑んだ。私の反応がお気に召したようだ。

「我々の組織は会員制になっていまして、実名は幸運ミキサー協会と申します。全国津々浦々の会員から月々一口五千円を集めまして、その代わりに少しずつですが、毎月幸運をお分けするというシステムになっています。お金を運に変えるとなると不純なようにも聞こえるでしょうが、我々は霊能者ではありません。科学の力を使って確実な幸運を授けていますのでね」


「元々は誰が考案したシステムなんです?」

私は少し気になったのでそこで口を挟んでみた。

「はいはい、我々の会長の一族は、江戸時代から続く由緒ある家柄でして、実は江戸一の幸運研究者でもあり、霊能力者としても知られている、戸田越後之介の血を引いているのです。そこから脈々と研究を受け継いでいきまして、幸運研究としては今の会長で十三代目ということになります」

「江戸時代からそんなことを続けているんですか?」

私は驚いてそう尋ねた。

「はい、大変由緒正しい学問ですのでね。言うまでもなく、江戸の昔といいますと、身分は士農工商にきっちりと分けられていまして、幕府からの厳しい統制がありましたから、ちょっとの才能だけで庶民からお大尽まで上り詰めるのは難しいどころか、絵空事ですのでね。幸運研究などしておりますと、お上に逆らう思想と疑われまして、事実、初代越後之介も幕府の方から散々な迫害を受けまして、それに逆らって研究を続けているうちに、役所の代官から何度も自宅への立ち入りを受けるようになってしまいました。西洋でも魔女狩りなどありましたが、あれに似たような思想弾圧なんですね。元々が短気な人でしたので、自宅に立ち入られるたびに、少しずつ感情を高ぶらせるようになり、最後には代官が家を訪れた途端に発狂してしまい、自宅に火を放ちまして、その火が燃え広がって付近の家々をすべて焼き、さらには野原の草木を伝って、丘の上にあった高名な神社まで焼いてしまいまして、幕府側も自分たちにも非はあるとは言え、これは到底容認出来ないぞということで、越後之介は放火の容疑で逮捕されまして、残念ながら火あぶりの刑になったということです。ただ、彼の研究資料などをですね、越後之介の乱心の直前に弟子や家族が家の外に運び出していまして、その研究は後世に伝えられることになりました」

「話に聞くところでは大変な危険人物だったようですね」

まったく聞いたことのない話だったが、私は話を合わせるためにそう呟いた。


「いつの世も、革新的な思想には厳しい弾圧が加えられるものでして、後の世になってみれば、どちらが正しかったかは誰の目にも一目瞭然なんですが、何しろ、純粋に幸福を追求するのは人類共通の目標ですのでね。ただ、厳しい規則に縛られっぱなしだった当時の庶民に、善悪をきちんと判断しろという方が無理だったのかもしれませんね。当主も普段は温厚な方でしたが、あの放火も、幕府の心ない仕打ちに対抗するために行ったことですのでね。ロシアでも19世紀の半ばには似たようなことがありまして、これまで人を殴ったこともないような偉いお坊さんが街に突然建てられた新宗教の教会に放火するなんてことをしでかして、当局から死刑判決を受けたりということもあったようですが、これは少し蛇足でしたね、幸運ミキサーについての話を続けましょう」


 女性はそこで少し息継ぎをした。そして、机の引き出しを開けて、一冊のパンフレットを取り出した。表面には大きな明朝体で『幸運ミキサー協会入会手続き書』と書かれていた。裏表紙には親子連れの家族が肩を組んで幸せそうに笑っている写真があった。女性はパンフレットの1ページ目をめくって、私の目の前に置いた。

そこには『世の中の理不尽を暴く画期的な組織』と大きな見出しで書かれていて、運を引き上げるシステムの概要が図に示されていた。

「ここに書いてありますように、うちの会では目に見えない力というものはまるで信じておりませんで、個人の運を引き上げることを全て科学の力で行います。幸運ミキサーといいますのは、そこに入った全員の運量を平均化する装置なんですね。例えば、女優のような妻を持ち、徒歩では内部を到底移動できないような大豪邸に住むお大尽と、街の裏通りで野垂れ死に寸前だった浮浪者を一緒にこの装置に入れまして、ミキサーを回しますと、ちょうど運が均等化されまして、二人とも平均的な運を持った一般人に生まれ変わるというわけです。まあ、実際には少人数でこれを行うということはありませんで、燃料のことを考えますと、ミキサーを一度動かすのにも大金がかかっていますのでね。そこで、月に二回ほど大きな会を催しまして、そこで大勢で同時にミキサーの中に入りまして運を均等化するということをしております」


 私はそこで一度彼女の話をせき止めた。

「少し待ってください。理屈はわかったのですが、それはおかしいですね。私も他人のことを言えませんが、この会に入るような人たちは、みんな運の値が平均を下回っているような方ばかりではないでしょうか? 運回りのいい人がここを頼ってくるとは思えませんからね。ですから、運の悪い人同士でミキサーを回しても、結果として、ダメな人間がぞろぞろと生まれるだけで、うまくいかないのではないですか?」

女性は私の話に大きく頷いて見せた。

「そこの辺りをこれから説明して差し上げようと思ったのですが、先にお気づきになられるとはさすがですね。あなたの言われる通り、社会の底辺で苦しんでいるような人ばかりを集めましてミキサーに入れましても、それは運の向上どころか、不運極まった人生たちの悪循環ですのでね、私どもとしましては参加者の運向上のために、ゲストとして運回りのいい方を数名お連れすることになっています」


「しかし、幸運な人が我々と一緒にミキサーに入ってしまうと、まず間違いなく自身の運量が低下してしまうわけですよ。それは資産家にとっても非常に危険なことですよね。ここで大人数に不運をなすりつけられてしまえば、これから先の人生で悲惨な出来事に次々と遭遇して、これまで貯めた財産を失うことに成り兼ねないわけです。そんな無情なことに同意して参加してくれるゲストなんて、本当にいるんですか?」


「まあまあ、そう結論を焦らないで下さい。一見難しく思えることを、すぐに無理だと片付けてしまっては、この世に奇跡など一切起きないことになりますのでね。偉大なる人物は、いつの世でも俗人を寄せつけぬ天才ぶりを発揮して人々の願望を叶えてきました。うちの会長もその一人です。うちの会長がこの国におられる限り、今の世の中もそう捨てたものではありません。あなたの言われる通り、通常の手段を用いては、幸運者を我々の会に招き入れることは難しいのですが、そこがこのシステムの肝でして、運量の平均値を上げるためには、少しでも多くの幸運者をミキサーに招き入れなければ意味を成しませんのでね。実はうちの会長は非常に口の上手い方でして、何でも、一度は詐欺師を目指したこともあるようでして、時折ニタニタと笑いながら、臆面もなくそういうことを申されるのですが、若い頃は結婚詐欺の手引き書などを書いて出版したこともあるようなんです。


 まず、頭の悪そうな資産家を見つけますと、言葉巧みにうちの会のゲスト参加を打診するそうです。もちろん、理屈で攻めてもダメです。濡れ手で粟の儲け話を装っても、どケチに育った金持ちはなかなかこの手の罠にはかかりませんのでね。つまり、この辺りは人間愛に訴えかけていきますのでね。例えば、金を多く余して死ぬと、あの世で悪霊に取り付かれて厳しく罰せられるぞなどと脅したり、あるいは宗教的な道徳心に訴えかけますね。資産家が貧乏人に施しをした方が、国家全体としてはいい世の中になるぞと教え込むわけです。それは貧乏人だけの利益だけでなく、社会全体が潤えば、次第に犯罪率も低下していき、巡り巡っては資産家の余生の保護のためにもなると。もちろん、これは詭弁でして、会長は無神論者であって宗教的な道徳なんざこれっぽっちも信じちゃいませんが、この辺りはテクニックですね。とにかく相手が善人であることを期待して、道徳心に訴えかけるわけです。自分たちの利益のことはこれっぽっちも話しません。運を引き上げて欲しいなどとおくびにも出してはいけません。これからやることは、あくまでも慈善事業だと」


「どうも話が見えませんね。そのミキサーの性能や効果も曖昧ですし、ミキサーが実際に回される現地に、本当に幸運者が来てくれるのかが、私には信用しにくいですね」

私はふと浮かんだ不満をそのように伝えたが、本心では、運を向上させるという、そのような便利な機械が存在するのであれば、自分もぜひに乗りたいと思っていた。つまり、この女性がさらなる饒舌を発揮して自分をうまく丸め込んでくれることを望んでいた。

「今のところ、貧乏人にとってはいいことずくめのように聞こえるんですが、ミキサー参加者にとってのマイナス点といいますか、不利な点というのはありますか? 例えば、この会に入った途端に、公安から怪しいやつだと睨まれ、警察などに日常をマークされるようになったりしますと、私としては非常に困るのですが……」


 私は自分の不安をそのような質問に変えてみた。思えば、月々たったの五千円で幸運を買えるなら、両手を挙げて参加するところだが、そのような旨い話がこんなに突然訪れるものかという疑念も浮かんだため、あえて不満げな顔をして、相手からさらなる譲歩を引き出せるならと思い、そんなことを口に出してみた。しかし、女性の顔は平静のままだった。その会のシステムに相当な自信があるようだった。

「うちの会のミキサーのイベントは、きちんと当局の許可を得て行っていますので、地域の住民も巻き込んで大々的に開催していますが、これまで警察から指導を受けたということはありません。住民からの苦情というのもありません。ただ、今のところ現職の警察官の参加というのはありませんので、それなりの不信感といいますか、警戒心のようなものは持っているのかもしれません。それと、マイナス点はあるか? という質問でしたけど、もちろん、いつの世も万全な機械などというものは存在しませんで、どんな最新鋭の便利な発明にも、必ず、何か落とし穴があるものです。例えば、携帯電話の電磁波の問題や、不妊治療の副作用の問題などがありますが、この幸運ミキサーにも幾つか不安要因はありまして、ミキサーの天井に設置されている最新鋭のモーターを使いまして、中にいる全員の運を吸い上げるのですが、その時に何と言いますか、計り知れない量の電磁波と若干の放射能が発生しまして、その風力も相まって、若干ですが、参加者の毛髪が抜け落ちてしまうと、そういう現象が起きることもあるようです。ですから、何度も参加されている方もいますが、会うたびにおでこが少しずつ広くなっているような気がしますが、もちろん、それは生活の中でのストレスなど、他の要因で禿げられてるのかもしれませんし、そもそも私の見間違いかもしれませんが、そういう苦情が寄せられることもございます。もちろん、こうしたイベントにそういった小さなトラブルといいますか、いさかいのようなものは付き物ですのでね。いちいち周りの目を気にしていたら、革新的な出来事など何も出来ませんよってことですね」


「放射能で毛が抜けるっていうのは、かなりの大事ではないですか? 本当にミキサーとの因果関係はないんですか?」

私は身を乗り出して少し早口にそう尋ねた。

「まあ、落ち着いて下さい。あくまで数例の報告があったに過ぎませんのでね。毎回、これだけ多くの参加者がおりますと、その中の一人や二人は体調を崩される方もおりますし、長時間に渡る拘束を煩わしく思うのか、『これで、本当に運気が上がっているのか?』などと終わった後でいちゃもんをつけてくる方もいるんですが、全体を見渡しますと、会は正常に進行しておりますのでね。先ほど、毛髪が抜ける話をしましたが、健康にどんな影響があろうが、運量を引き上げるという偉大な事業の前では、ほんの些細なことに過ぎませんのでね。例え、毛髪を失っていても、後からやってくる膨大な幸せ、笑い声の絶えない未来像、周囲からの絶え間無い羨望の眼差し、そのことを思えば、笑って済ませられることではないでしょうか?」


「どうも納得しきれないですね。いや、全面的に疑っているわけではないのですが、五千円でしたっけ? それだけの会費を払う以上、もっと目に見える安全と劇的な効果が欲しいんですよ」

女性は私の話をほくそ笑みながら聞いていた。終始落ち着いていて、一度も不信感を表したり、嫌そうな態度に出ることはなかった。

「あなたのおっしゃることはよくわかるんですよ。ただ、目に見えるような劇的な効果とおっしゃいますが、このミキサーを使わずして、一生のうちで、運量がそれほど劇的に変わる瞬間なんてあると思われます? ないでしょう? 明らかにないですよね。多くの国民は自分だけの、あるいは自分と家族だけの幸せを願って祈りを捧げていますよね。多くの国民は年明けには必ず初詣でしよう、なんて言いまして……、まるで国民的な行事のように、各地の神社で大々的にやっておられますが、結局、儲かっているのはお坊さんだけですのでね。誰も幸せにはなってません。もちろん、私は神社仏閣には行ったことはありません。根が無神論者でしてね。実体のないものにすがるお祭り騒ぎは好きじゃありません。そうやって、神頼みをされる方も効果のほどはどうでしょうか。きちんと運を授けられているんでしょうか? 疑わしいものですよね。正月にあれだけ祈ったのに、3月になって突然空き巣に入られたり、交通事故に遭われたり……、なんて起こっていたら、おほほ、ちょっと笑えませんよね。それでも、そういうことは実際にあるわけです。初詣でくらいの大衆化されたイベントでは、運量が本当に上がっているのか見えない。それは国民の大多数がそう思っているわけです。ですから、うちの組織では神仏への祈りなどといった、そういう目に見えないものに頼るのはやめよう。多少危険があっても、ほんの少しずつでもいいから、科学の力を使って地道に運を上げていこうよと、そういう方針を掲げているわけです。あなたはどうなされます? これまでと同じ、目に見えないものにすがる、曖昧で幻想的な人生を歩まれますか? それとも、我々と一緒に目に見える幸せをつかむ旅に出ますか?」


 女性は自分の背中に何か偉大なものを控えさせていて、それを一時も疑ったことがないようで、私を仲間に引き入れることを期待するような熱い視線でこちらを見ていた。

「そこまで言われてしまうと、藁にもすがる思いで参加したくなりますね……。でも、まず今日のところは様子見だけでもいいでしょうか……?」

私は恐る恐るそう言ってみた。この辺りでOKサインを出しておかなければ話を打ち切られてしまう恐れもあった。女性はその返事を聞くと、パンと勢いよく手を叩いた。

「よし、そうと決まったら、さっそく現地に行きましょう。あなたは実に運のいい方でして、実は今日こそが、月に一度のミキサー活動の日なんです。会場には幹部の方々もいらっしゃいますのでね。うちの会長にもお引き合わせしますよ」

女性はそう言うと乱暴な動作で席を立った。ガツンという音がしてパイプ椅子が後ろの壁に当たった。

「店の外に出ましょう。時間の心配はいりません。すぐ近くの駐車場で行われるんです」

一日に一話ずつ更新していきます。よろしくお願いします!

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