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双銃  作者: 天照 暁
9/39

#009:カセットテープにはA面とB面がある

登場人物

鬼帝戊流【ロイヤル・トゥリナッツァチ】[早撃ちの13番](主人公)(キラーズⅩⅢ)軍人のようなきちんとした態度、そして何事にも冷静でいられる。銃の使い方は、軍の人たち以上。

佐藤彩(副主人公)普通の平凡な中学生生活に少し暇をもてあそんでいた。

井練由井(副主人公)健気な心を持つ。少し鬼帝に片思い気味。

登暁星【ドン・ギョウセイ】[鋼鉄の8番](キラーズⅧ)陳帝の現在の首領。その昔鬼帝とキラーズで働いていた。現在CIAに席をおく。

藍香【ラン・シャン】登の婚約者。相当好きらしい。

武田弘(生徒会会長)よく滑る会長。よく越智をおちょくる。鬼帝と佐藤には、逆らえない様子。しかし、面倒見は良い。

濱田太郎(生徒会副会長)滑りの王様。滑りに滑りまくって、佐藤に一回きれられて、背骨めがけて跳び蹴りを食らったことがある。ダブルに襲われたときは、ただ殴られるだけだった。

越智太郎(生徒会役員)時間にルーズな男。

久保田林(生徒会副会長)まじめな子

岡田千治(生徒会役員)まじめな子

富士剛田(担任・生徒会の先生)自分の非をしっかり認める先生。放送の最後「終わり」と言ってしまう。

鬼帝錬鉄(校長)

コール(主人公のお目付役)60を過ぎたおじいちゃん。だが、車の運転、ミサイルなどの発射などは、プロ。

ダブル(赤鷹の下っ端)昔、暗殺組織「ジョーカー」で鬼帝と一緒だった。濱田太郎拉致事件で、鬼帝に殺される。

ブラック・デビル(ジョーカーの大将)鬼帝は何も話していないため今は謎。

ラーメン屋の大将【本名: 坂本麺さかもと めん】(主人公の先輩)暗殺組織時代の先輩。今はラーメン屋をしている。

エディ・レート(主人公の友人)暗殺組織時代の同期。やたらと武器を多く保有し、いろいろと鬼帝を戦場でサポートしている。


(佐)「今回は、本編に入る前に井練からドンちゃんに質問があるんだって。」

(登)「ん?(と言うより、なんかドンちゃん定着してない??)」

(井)「前書きの所に書いてある、(鋼鉄の8番)って?」

(佐)「確かに、鬼帝も付いてるよね。まあ、(早撃ちの)は、解るけど。鋼鉄って?」

(登)「まあ、後ほど解ると言うことで。」

(佐)(井)「エーーーー!!」

(鬼)「それの方が楽しいだろうし。ほんじゃあ、本編行ってみよう。」


5時間目(ナレ:登)

絶対やばい、絶対やばい。冗談じゃない。シャンにサッカーなんて・・・・

鬼に金棒だぁ・・・・・・・

「キーンコーーンカーーンコーーン」

リフティングをしながら、戊流と話した。

(登)「男女別々だよねぇ・・・」

(鬼)「当たり前だよ。コートを交互に使っていくんだけど・・・・」

(登)「逃げ場がないな・・・」

そうこう言っていると、女子の試合が始まった。

Aチームには井練が中盤にいて、トップに佐藤がいた。

Bチームにはシャンがキーパーでいた。

(佐)「由井ちゃんこっち!!」

(井)「ハイ!!」

佐藤がディフェンスをかわしていく。

(鬼)「あれ、入ると思うか?」

(登)「奇跡だろう・・入れば・・」

すると、シュートの体制に入った。

(佐)「といやーーー!!」

(井)「カーブのかかった、ピンポイントシュートだぁ!!」

ボールは左にそれ、ゴールの左上の隅にめがけて曲がっていった。

(鬼)「あいつも、手加減は知ってるから、変な方向には、飛ばさないよねぇ・・・」

(登)「当たり前だ。・・・でも、過去の記憶が・・・・」

その瞬間、シャンが動き出した。

「シュッッッ・・」

(佐)「さっきまで真ん中にいたのに・・いつの間にあんな、ゴールの端まで」

「バシッッッッ!!!!」

(井)「と・・止めた!!いままで、誰も止めたことがないあのボールを・・・」

右手で止めていた。

(鬼)「この小説はサッカー路線をこの後行くのか?」

(登)「そんなことより、こっからだなあ・・・・」

すると、ボールを左手に持ち替え、左の少し前の方へ軽く投げた。

(登)「や・・・やばい!!!!」

(鬼)「由井!!佐藤!!今からボールが止まるまで、そのボールに触るなーー!!」

(井)(佐)「エッッッ!??」

そうこうしているうちに始まった。

「バキューーーン」

左前に落としたボールがバウンドする前に左足を軸にして右足のかかとでボールを高くそして前へ飛ばした。

(鬼)「おいおい、昔より威力あがってねぇか?」

(登)「そりゃそうだ、毎日かかとだけで一時間ほどランニングに行ってたからなぁ・・」

そして、高くボールがあがっている内にシャンは走り出した。

「ビューーーーーン」

(佐)「はっ速ッーーーーー!!!!」

ディフェンスを華麗にかわして行く。

(井)「もう、ゴール前だーーー!!」

ボールの落下地点に追いついていた。すると、飛び上がり空中で回し蹴りのように左足を軸に右かかとでボールをゴールネットめがけてたたきつけた。

「ドカーーーーン」

ボールはネットのぼろくなっていたところから突き抜けていた。

(鬼)「やっちゃったな」


放課後

(佐)「藍さんすごいですねぇ」

(藍)「いえいえ、それほどでもないですよ。あなたのシュートも重かったですよ。」

(井)「それにしても、そんなに細い足なのにホント、足が速くていいなぁ。」

(登)「理論簡単に説明してあげれば。」

(藍)「ドンちゃん見ててくれた?」

(登)「ああ、けが人が出ないか戊流と見てたよ。」

(鬼)「そうそう、相手のキーパーの子、意識失って今、保健室なんだから。」

(藍)「反省します。」

(佐)「それで、どうやったら速くなるの?」

(藍)「筋肉量と筋繊維の強度の比率なんですがある比率になると異常な早さが出るんです。後は、走り方とかをトレーニングしたらもっと早くなります。」

(井)「なるほど!それで、どんな比率で、どんなメニューをすればいいの?」

(藍)「それは企業秘密と言うことで。」

(佐)「でも、それだったらキック力はどう説明するんですか?いくら早くて力のある足でもごつい筋肉がないとあそこまでならないんじゃないの?」

(鬼)「こいつは気道五段だ。体の中の力を集めて体全身の筋肉を使い、一点集中で力をかけられるんだ。」

(井)「へーーー」

(藍)「夕食の支度をしなくてはなりません。では、ドンちゃん帰りましょ。」

(登)「お前もう、家決まったのか?」

(藍)「決まってるも何も、ドンちゃんの家ですけど。まぁ、妻として同居はしなくては。」

(佐)「ど!!!」

(井)「う!!!」

(鬼)「きょ!!!!!!???」

(藍)「鬼帝さんは知っていたでしょ。向こうでも同居してたって。」

(登)「戊流、今日は泊めて?」

(藍)「そう言えば、鬼帝さんお一人ですよねぇ。私が料理を作ります。」

(鬼)「藍やめてくれ!!」

(井)「戊流、別に私以外の女の人の料理を食べても怒らないよ。」

(鬼)「そうじゃなくて・・・」

(佐)「そうだ、今日は鬼帝の家でお泊まりだーー!!」

(登)「コールを呼んどいて。」

(鬼)「そうだな・・・・」


今回も長々と書いちゃったなぁ。そして、藍さん怖いですねぇ。あのキック力。鬼帝も恐れるわけですな。さて、今回所々で出てきた理論はあくまでも適当な空想なので信じないでください。さて、次回は鬼帝や登が今回に引き続き藍を恐れている理由が分かります。次回、「#010:寝る前にはトイレに行っときなさい」お楽しみに。

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