#007:一人でやるよりみんなでやると楽しいが巻き込んでいい内容とだめな内容がある
鬼帝戊流【ロイヤル・トゥリナッツァチ】[早撃ちの13番](主人公)(キラーズⅩⅢ)軍人のようなきちんとした態度、そして何事にも冷静でいられる。銃の使い方は、軍の人たち以上。
佐藤彩(副主人公)普通の平凡な中学生生活に少し暇をもてあそんでいた。
井練由井(副主人公)健気な心を持つ。少し鬼帝に片思い気味。
登暁星【どん・ぎょうせい】[鋼鉄の8番](キラーズⅧ)
武田弘(生徒会会長)よく滑る会長。よく越智をおちょくる。鬼帝と佐藤には、逆らえない様子。しかし、面倒見は良い。
濱田太郎(生徒会副会長)滑りの王様。滑りに滑りまくって、佐藤に一回きれられて、背骨めがけて跳び蹴りを食らったことがある。ダブルに襲われたときは、ただ殴られるだけだった。
越智太郎(生徒会役員)時間にルーズな男。
久保田林(生徒会副会長)まじめな子
岡田千治(生徒会役員)まじめな子
富士剛田(担任・生徒会の先生)自分の非をしっかり認める先生。放送の最後「終わり」と言ってしまう。
鬼帝錬鉄(校長)
コール(主人公のお目付役)60を過ぎたおじいちゃん。だが、車の運転、ミサイルなどの発射などは、プロ。
ダブル(赤鷹の下っ端)昔、暗殺組織「ジョーカー」で鬼帝と一緒だった。濱田太郎拉致事件で、鬼帝に殺される。
ブラック・デビル(ジョーカーの大将)鬼帝は何も話していないため今は謎。
ラーメン屋の大将【本名: 坂本麺】(主人公の先輩)暗殺組織時代の先輩。今はラーメン屋をしている。
エディ・レート(主人公の友人)暗殺組織時代の同期。やたらと武器を多く保有し、いろいろと鬼帝を戦場でサポートしている。
2007年5月7日(ナレ:鬼)
引き受けたとは言ったものの、デートとは何をするべきなのか?知らぬまま、遊園地に来ている。
(井)「戊流、早く~~!!」
(鬼)「わかった、わかった!!少し落ち着け。実際のところデートとは何をするのだ?」
(井)「男女が、手をつなぎ合って、一緒に楽しいことをすること!」
(鬼)「なんか、アバウトすぎるような・・・」
(井)「まあまあ、まずは腕を出して。」
(鬼)「こうか?」
すると、井練が飛びついた
(井)「これで私たちも立派なカップル!!」
町中で見るこれはホントに歩きにくそうに見えるのだが・・・
数分後
案外軽々と歩いている自分がいた。しかしながら先程から井練の顔がしんどそうだ。よく見たら、必死で歩幅を合わそうとしている。こんな時、世の男子はどうするのか?ここは合わした方がよいのか・・・・やってみるか。
井練の顔がだんだん戻っていく。そしてこちらを向き、にこっと笑った。
これで良かったのだろうか?笑ったということは良かったのだろう。
この後、井練の言う「おきまりのデートコース」という順番で遊園地のアトラクションを回った。
そして、園内にあるとある喫茶店に入った。
(井)「今日は楽しかったー!!鬼帝はどうだった?」
(鬼)「まあ、楽しかったよ。」
(井)「次はどこにしようかなー」
その時、一人の男が銃を持ってウエイターを人質に取った。
(犯)「オイ!!そこの笠をかぶったやつ!!レジの中の物を全部その鞄に入れろ!!」
そういい、一人の僧侶らしき人物を指名した。
(鬼)「少しばかし、やってくる」
(井)「人目が多すぎるから絶対銃はダメ!!警察が来たときややこしくなる」
(鬼)「確かに、では体術でやってくる。ここでおとなしくしてろ。」
そう言ってしずかに犯人に近づいていった。
(犯)「なんだ貴様!!こいつがどうなっても良いのか?」
(鬼)「人質の交代だ!!」
(犯)「いっ、良いだろう」
そう言い、犯人の人質の代わりになった。
(犯)「さっさと入れろ」
その時だった、犯人の注意がそれ、力が弱まった。それを見計らい、犯人を背負い投げした。それと同時に僧侶らしき人物も受け身を取ろうとした犯人に回し蹴りをした。それはあごを的確に捉えた。
(鬼)「あなた、何処かで会ってません?」
(僧)「・・・・・」
何も言わずに僧侶は帰っていった。そして、自分らも危ないので早く園内から出た。
帰り道
女の髪の毛はどうしてこんなに良いにおいなのだろう。柄にもないような事を考えてしまう。
(井)「明日、学校かー」
(鬼)「きょうはすまなかったなぁ。いろいろ解らなくて。」
(井)「いいよ、いいよ。じゃあ最後にお別れのキス!!」
キスまでも井練にリードしてもらった。何とも情けない。
その後二人は各自家へ帰宅した。
2007年5月8日
「キーンコーンカーンコーン!!」
(富)「はよ席付けーー!!」
さっきから教室の外に何かいる気配がする。それは機能の僧侶と全く同じ。
(富)「今日は、転校生がいるからな!!」
(転)「皆さん初めまして。そして、約一名には久久!」
入ってきた男には見覚えがあった!!
(鬼)「暁星・・・登暁星か?」
(登)「ああ、戊流!ホントに久しいなあ。」
(富)「感動の再会的なのは良いが席に座ってくれないか?」
その時耳元で
(登)「昨日の事情は後で話す」
やはり、こいつだったみたいだ。
昼休み(ナレ:鬼)
(鬼)「CIA!?」
(登)「声がでかい!」
(鬼)「ステェイツに籍を置く柄じゃあないのになぁ」
(登)「なりふり構ってられなくて。仏教だけどたまには救世主も信じてあげないと」
(鬼)「まあ、たいへんそうやなあ」
そこへ佐藤と井練が来た。
(鬼)「おお、良いところに来た。ウチのクラスの佐藤と井練だ」
(佐)「初めまして。佐藤彩です。」
(井)「初めまして。鬼帝の彼女の井練由井です。」
(登)「あのとき一緒にいた子だろ?」
(鬼)「そうそう」
(登)「そういや、挨拶。私の名前は登暁星。呼び名は適当に。登でも暁星でも・・」
(井)「昔、会ったことがあるの?すごくなか良いし」
(鬼)「例の組織の時、中国マフィアの陳帝と共同体制をとっていてね、そん時の首領」
(佐)「お金持ち!?」
(登)「そうでもないよ。経済不況で収入は少なくて、体勢を立て直すために共同体制をとったんだ」
(鬼)「そういや、今日の放課後、みんな空いてる?」
(佐)「私、部活」
(鬼)「いやー、なんというか、それ関連でみんなに言っておかなきゃいけなくて」
放課後(ナレ:鬼)
校長室
(鬼)「佐藤、なんでかちかちになってんの?」
(佐)「いやー、昔、窓ガラス割って依頼だもん、ここ来るの」
(井)「なかなか来ないねえ」
(登)「来たみたいだよ」
「ガラガラガラガラ」
(校)「これはこれは、忙しい中集まってくれて、ありがとうね」
(鬼)「そう、しけなさんな。じいちゃん!」
(佐)(井)「エーーーーーーッ」
(鬼)「あれ、名字で気づかなかった?鬼帝錬鉄」
(佐)「確かに、同じだなーとは思ってたけど」
(校)「今回呼んだのはね、わしの孫のことに付き合ってくれていることのお礼と今後についてだ。」
(登)「さて、本題に入りましょう」
(校)「皆さんは今後このようなことに深く関わって行きますが、それへの覚悟を示していただきたい。」
(佐)「一回関わったんだから、最後までやるのが私の道」
(登)「私は仕事ですが」
(井)「私は戊流の背中を守れるようになるため」
はっきりと言って、佐藤や井練がここまで覚悟があるとは思わなかった。
(校)「皆さん覚悟はお有りですな。では、あなた達が行動しやすいように、手配します。」
一方そのころ
飛行機内
(?)「暁星はしっかりしてるかなぁ。」
長らくお待たせいたしまして、本当にすみません。そのかわりに、今回はいつもより多くなっております。本当にすみません。さて、この長く空いた期間、何もしていなかったわけではありません。来春よりスタートする新ストーリー。なんと、題名が決まりました。題名は「戦神」!!!そして、次々に登場人物の名前が決まって行ってます。「また、血なまぐさいやつかよう!!」とお思いの方は押さえていただけたら幸いです。また、近々情報を更新します。
さて、次回は今回の最後でしゃべった人が出てきます。・・・あたりまえかなあ。とりあえずそう言うことで。次回「#008:どんなこともバランスが大事」お楽しみに。