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双銃  作者: 天照 暁
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#005:人間の暴走の引き金は0.1秒でも引ける

〜登場人物〜

鬼帝戊流【ロイヤル・トゥリナッツァチ】(主人公)軍人のようなきちんとした態度、そして何事にも冷静でいられる。銃の使い方は、軍の人たち以上。


佐藤彩(副主人公)普通の平凡な中学生生活に少し暇をもてあそんでいた。


井練由井(副主人公)健気な心を持つ。少し鬼帝に片思い気味。


ダブル(赤鷹の下っ端)昔、暗殺組織「ジョーカー」で鬼帝と一緒だった。濱田太郎拉致事件で、鬼帝に殺される。


ラーメン屋の大将【本名: 坂本麺さかもと めん】(主人公の先輩)暗殺組織時代の先輩。今はラーメン屋をしている。


エディ・レート(主人公の友人)暗殺組織時代の同期。やたらと武器を多く保有し、いろいろと鬼帝を戦場でサポートしている。

(井)「今日は私の番でしょ!!」

(佐)「あんたにはナレーター、無理だって!!」

(井)「私にマイクよこしなさいよ!!」

(佐)「絶対イヤ!!!」

(鬼)「じゃあ、俺がするからな。」

(井)(佐)「エッ・・・エーーーーーーー!!!!!!!!」


2007年5月6日夕方(ナレ:鬼)

(鬼)(佐)(井)「いっただきまーす!!!」

「ズルズルズルズルズルズルズルズ・・・・・」

(大)「食べっぷりが良いねぇ〜!!」

(鬼)「大将も何よりだ。」

(佐)「そろそろ、聞いても良い?この人とはどういう関係?」

(鬼)「暗殺組織時代の先輩。で、名前は坂本麺さかもと めん。」

(井)「あんさつ?そしき?」

(佐)「何でここに?」

(鬼)「俺の入っていた部署は、赤鷹壊滅と同時に全員がやめた。で、各自自分の好きなことをしてるって訳。」

「ガラガラガラガラ・・・」

(エ)「おや、鬼帝来てたの。大将、こんばんは。」

(鬼)「あ!!・・・ (やばい、エディが来る前にかた付けたから帰るって行ってなかった。)」

(井)「そちらの方は?」

(鬼)「暗殺組織時代の同期、エディ・レート。 (何とか気づかれないように。)」

(佐)「ああ、さっき電話で言ってた。」

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(エ)「思い出したーーーーー!!!!!!!!」

(鬼)「やばいみんな逃げろ!!」

(坂)「お二人さん、厨房の中へ!!」

(エ)「鬼帝〜〜〜〜〜!!!!!!!せっかく救援に言ったのに、トンズラとはどういう了見だ〜〜〜!!!!」

(鬼)「ほらこっちだって忙しかったから・・・・」

(エ)「我慢なるかーーーーーー!!!!!」

「バコ・ボコ・ズカズカ・バコン・パキン・ドガン・・・・・」

(エ)「あ〜すっきりした。大将私にもラーメン一つ。」

(坂)「ああ・・・・・」

(佐)「私なんかいけないこと言った?」

(井)「鬼帝・・生きてる?」

(鬼)「もう体は、死にかけ・・・・・そんなことより、」

(佐)「立ち直り早ッ!!」

(鬼)「エディも大将もしっかり聞いてくれ。ダブルを俺は殺した。」

(坂)「また何で?」

(鬼)「昔壊滅に追い込んだ、赤鷹に入っていた。」

(エ)「ホンでもって、私にそこんとこの情報を集めとけと言いたいんだろ?」

(鬼)「よく分かったな。」

(エ)「何年一緒に仕事してたと思ってるんだい。」

(鬼)「じゃあ頼むわ。」

(エ)「ちゃんと報酬払ってもらうからね。今回は、このラーメン一杯おごって。」

(鬼)「しょうがない。」

(佐)「井練が居ない。」

(坂)「さっき、風に当たりたいって、外に出たよ。」

(佐)「美人井練に惚れられている鬼帝クン、行ってあげなよ。じゃましないからさ。」

(鬼)「そうなのか?」

(佐)「あんたって鈍いわねぇ。」

(鬼)「じゃあ少し失礼する。」

「バタン・・」

(坂)「エディ、変わったと思わないかい?鬼帝。」

(エ)「ホント、お人好しになったというか、何というか。」


(鬼)「春だが、ここら辺は冷え込みが激しい。寒くないか?」

(井)「大丈夫。私の両親ね、赤鷹のテロに巻き込まれて死んだの。その時、テロを仕切っていたのが、さっき死んだ、ダブルなの。仇撃ってくれてありがとう。」

(鬼)「礼には及ばないよ。逆にすまない。そんなこととは知らず、無理矢理付いてこさせて。これからは、付いてこなくて良いから。」

その時、井練が俺の胸に抱きついた。

(井)「そんなこと言わないで。これからも一緒にいて。そして、守って!!!」

(鬼)「分かった・・・・」

(井)「少し寒いから、こうしていて良い?」

(鬼)「ああ・・・・・・」

 いや〜今回エディが怒る所だけの予定でしたが、良い所まで進んじゃいましたね。

 ここでお知らせ、なんと私の執筆作品の公式ホームページが出来ました。公式ホームページは、http://www.freepe.com/i.cgi?akatokiまで。

 さて次回は、とうとう井練に鬼帝が告白されます。鬼帝の決断はいかに?次回、#006:「昔っから告白は建物の裏と決まっている」お楽しみに。

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