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双銃  作者: 天照 暁
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#004:やられる前にまず逃げろ!!(延長戦)

2007年5月6日(ナレ:佐)

(鬼)「ダブル、冗談がげせねいなぁ。いつから赤鷹に?」

(ダ)「お前も分かってるだろう。あの日だよ、あの日。」

(鬼)「銃抜けよ。こっちはイラだってんだ!!!」

(ダ)「お望み通り!!くたばりやがれ!!!!!」

「バンバンバン・・・・・」

ダブルという男が銃を撃った瞬間、私と井練は目をつぶった。

「バンバン・・・・」

二回目の銃声で私たちは目を開けた。

すると、鬼帝が走りながら銃弾をかわしていた。

(鬼)「こっちもこれで撃っても文句はねえな!!」

1秒の出来事である。空中で弾丸をかわしている最中にリボルバー式の銃に6発、弾を詰め発射した。

「バキューンバキューンバキューン・・・・」

(ダ)「ぐはッ・・・・・・」

二つの膝と利き腕の手首を見事に貫通させていた。

(佐)「鬼帝こっちは安全を確保できたよ。」

(鬼)「速く逃げろ!!」

(佐)「分かった。井練行くよ。」

(井)「足がすくんで動けない。」

(ダ)「そこだ!!!」

ダブルは、井練めがけて銃を放った。

「バキューン・・・」

鬼帝は一発で、その銃弾を落としたのである。

(井)「死ぬかと思った。」

(佐)「濱田、一人で大丈夫か?」

(濱)「上半身が痛いだけだから大丈夫だ。」

(佐)「じゃあ乗って。」

私は、井練に背中をさしだした。

そして私が井練をおんぶして逃げた。

(ダ)「お前鬼帝って言う名前で呼ばれてるんだな。ロイヤル。ロイヤル・トゥリナッツァチ。」

(鬼)「俺はあの忌まわしき組織から抜けたんだ。だからその名はもう関係ねぇ。」

(ダ)「暗殺組織、「ジョーカー」の時が懐かしいぜ。なぁ、ロイヤル。」

(鬼)「そろそろ話の時間はおしまいだそのまま血を流し続けて、安らかに眠れ。」

(ダ)「良い情報をおしえてやる。「ジョーカー」の大将、ブラック・デビルがお前を捜している。はぁ、はぁ、はぁ。そして、ブラック・デビルは・・・」

(鬼)「くそ!!死んでやがる。もっと早くに言え。」


外で待っていると鬼帝は服に返り血一つもなく帰ってきた。

(鬼)「コール、濱田を病院へ。」

(コ)「分かりました。」

そして、後部座席に濱田を乗せ行っていった。

(鬼)「さぁ、帰るとするか。」

(佐)「うん。」

(井)「じゃあ、私を鬼帝おんぶしていってね。」

(鬼)「なんでだよ。車に乗れば・・・・・・・」

(佐)「どうした?」

(鬼)「帰りの車がない!!」

(佐)(井)「エッーーーーーーーーー!!!!!!!」

(鬼)「しょうがない、歩いて帰ろ。」

(井)「おんぶ決定。」

(佐)「井練まさか、鬼帝に・・・・・」

(井)「そんなんじゃあないって・・・・」

(鬼)「二人とも追いてくぞ!!みんなが生き残ったこと祝って、飯でも食いに行くか。」

(佐)(井)「賛成〜〜〜!!!!!」

(鬼)「佐藤、暇そうだから佐藤のおごりで。」

(佐)「え〜〜〜〜!!!!」

(鬼)「冗談冗談。俺のおごりだ。」

(佐)(井)「やった〜〜〜!!!!!」


そして徒歩30分後・・・・

(鬼)「いい加減降りてくんないか?」

(井)「やだ!!」

(佐)「鬼帝、体力無いなぁ。」

(鬼)「しんどいから、はあ、はあ、はあ、はあ、そこのラーメン屋で良いか?」

(井)「しょうがないなぁ。」

「ガラガラガラガラ・・・」

(大)「いらっしゃい!!!おや鬼帝やないか!どしたん、そんなに疲れて?」

(鬼)「大将!!ラーメン三つ!!あと、至急、お冷や!!」

(大)「あいよ!!」

(佐)「知り合い?」

(鬼)「一応。で、今日は夜まで語り明かすぞ!!」

(佐)「学校は?」

(鬼)「コールに事情説明と特別許可が3人とも降りるように手配してもらった。」

(井)「これからもやるの?」

(鬼)「ま、その話はここまでにして気楽に食べよや。」

(大)「はい、3人ともお待ちどう様。」

(鬼)(佐)(井)「いっただきまーす!!!」

いやぁ、今回はガンアクションと少し恋愛に絞った内容になりました。私も作品中に今回でなくて良かったと思ってます。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

さて次回は、今回本編にでられなかった、エディが登場。ラーメン屋で起こる騒動とは?

次回、

#005:人間の暴走の引き金は0.1秒でも引ける

お楽しみに。

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