#020:カップル達は夏の暑さ以上に熱い!!!
とりあえず、今月分!
海水浴場(ナレ:井練由井)
夏!
海!!
恋!!!
この季節がやってきた!
戊流と一緒に海に来た~!
ナレーションなんて、どうでも良いー!!!
(ナレ:作者)
ナレーションの放棄があったために、予定を変更して私がやります。トホホホ・・・。
夏休みにも入り、色ボケ、小ボケの鬼帝達一行は、現在近くの海水浴場に来ている。メンバーは、鬼帝を始め井練家の由井、由里、由来、中国ラブラブカップルの登暁星、藍香、生徒会組で佐藤、武田、となっている。
(井練由里)「着替えが終わったら、いったん集合ね。」
今回は由里が完全に仕切っている。保護者という立場でだ。あくまでも、保護者という立場で来ているのだ。
この後、更衣室内のシーンのため音声だけでお楽しみ下さい。
男子更衣室
「シュルルルルル。」
「パサッ・・・」
(武田弘)「なぁ、井練の横にいた美人のお二人は?」
(鬼帝戊流)「井練のいとこで、双子の由里さんと由来さんだ。」
(武)「むっちゃ、タイプー!」
(登暁星)「あなたは、佐藤サンがいるではないか。」
(武)「奴は・・・・まあまあだけどなぁ・・・・怒ると怖いのが玉に瑕で。」
(登)「つまり、無しってわけないと。」
(武)「まあ・・・・・。で、どこまで行っているんだ?彼女と。」
(鬼)「どこまでって・・・・・・。」
(武)「おいおい、黙り込むって言うことは、まさか照れてしまうレベルまで、やってしまっているの?」
(鬼)「キスしたぐらいだ!!!」
(武)「そう怒るなって。登は?」
(登)「僕らは、キスして、それから一緒の布団で・・・・・・。」
(鬼)「登、それ以上、言うな。いろいろまずいから。」
(武)「そういえば、いつも藍さんの愛情表現に対して冷静に切り捨てているけど、こういうところでは、しっかり言うんだな。」
(登)「何というか、公衆の目の前でやるのが嫌なだけ。別に妻じゃ無いとか言っているけど、もう彼女しか人生のパートナーはいないと思っている。ただ、自分が本当に彼女のためになる人間かがまだ解らなくて、照れ隠しを含めて言っているだけ。」
(武)「ふーん。」
「ピチ・・・」
(鬼)「武田。」
(武)「何?」
(登)「それはやめといた方が良いかも。」
(武)「なぜだ!」
(登)「なんか、場違い。」
所変わって、女子更衣室ですよ。皆さん、しっかり聞いてください。(所々入る謎の声は雑音だから気にしないで。)
女子更衣室
「シュルルルル・・・」
「パサッ・・・」
「カチ・・・」
「キュッ・・・」
(井練由井)「由里姉!戊流に変なちょっかい、出さないでね。」
「Bグループ前進。」
(里)「変なとは失礼な。二人っきりの時間は自由に使わせてもらいますからね。戊流に大人の魅力を教えてあげなきゃ。」
「D型爆弾の使用を許可する。」
(井)「それが変なちょっかいって言うのよ!」
(佐藤彩)「向こうはなんか、壮絶な物になっていますね。いつもの、由井がどっか消えている。それにしても、藍さんも、由来さんも、おキレイですねぇ。体型だって、しっかり胸がありますし。私なんて、この通りで。」
「Bグループ、丘を上がれ!」
(藍香)「あなただって十分ありますよ。これから成長しますって。」
「D型戦闘機だと!」
(井練由来)「バストアップの秘訣、教えてほしい?」
「Cパターンで戦闘だ!」
(佐)「わぁーん!!!みんなして、胸があるからってー!!!しくしく・・・。」
(井)「私だって同じぐらいじゃない。」
「分裂していた、Bグループ、ただいま合流しました。」
(佐)「ホントだー!仲間いたー!」
(藍)「単純ですねぇ。鬼帝さんもさぞかし大変そうで。」
(来)「戊流クンは僕たち三人の彼氏。この間、一人増えたみたい。どこの馬の骨だか分からないけど、戊流クンは渡さない。」
(藍)「あらまぁ。」
(佐)「藍さん!恋人作りについて教えてください!!そして、由来さん!さっきの話、今度じっくり聞かせてください。」
(来)「うん。いいよ。」
(藍)「武田さんがいるではないですか。」
(佐)「前にも言った通り、武田は嫌です。それならむしろ、鬼帝の方が良いです。」
(井)「ダメー!鬼帝はあたしのものだから。」
(里)「いいや、私の物だ!」
(井)「人の物を取るなんてずるい!由里姉だったら歯が立たなくなる!」
「D型戦闘機にBグループでは歯が立ちません。」
(里)「人聞きの悪いこと言うな!まだ、付き合っているだけでしょうが!」
(来)「藍さん、佐藤さん、ほっといてそれぞれの彼氏の所に行きましょう!」
(佐)「武田は私の彼氏じゃねえ!!!」
ビーチ
皆さん着替えが終わり、集合したところである。それでは行ってみよう!!水着ショー!!
まずは男性陣から~!
まず鬼帝は赤色のトランクス型の水着。靴はサンダルと至ってシンプル。
次に登は青色のトランクス型の水着。靴はビーチサンダルで、首飾りをしている。
さて武田は競泳用のぴっちり型で膝まで長さのある紺色の水着。靴はサンダルで、ゴーグルにいろいろ付いている。(お守りみたいなやつ)
次に女性陣~!
まずは由井。赤色のビキニ。靴はビーチサンダル。
次に由里。白色のビキニで、パレオ付き。靴はビーチサンダル。
さて由来。黒色のビキニで、こちらもパレオ付き。靴もビーチサンダル。
続きまして藍。青色のビキニ。靴はサンダルで、登と同じ首飾り。
最後に佐藤。紺色のビキニ。靴はサンダル。
以上簡単な紹介でした。
∞ルーム
(佐)「さっきから何じろじろ見てんのよう!」
(作)「状況報告として。」
(登)「顔が武田並みにニヤついてた。」
(作)「それは・・・嫌・・・だー!!!」
(武)「作者が俺を捨てた!!!」
(鬼)「まあ、まあ。」
ビーチ
さて話は戻るが、海水浴と言うことで皆さん大はしゃぎ。
(里)「戊流~!私と一緒に泳ごうよ。二人っきりで。」
鬼帝の腕を由里がつかみ抱きつく。当然「D型戦闘機」二機によって、腕が挟撃に遭う。
(井)「順番決めたでしょ!!まずは私、次に由里姉、そして由来姉だって!!」
由井は鬼帝の逆の手をつかみ自分の方へ引き寄せる。こっちは、「Bグループ部隊」を二方向に分けて、腕を挟み撃ちにしている。
(鬼)「まあまあ、順番があるならそれに従うのが得策だろう。由里さんも落ち着いて。」
以上の状況から、鬼帝の顔がほんのり赤くなっている。
(里)「は~~~い!!!」
由里は鬼帝の言葉には素直に聞き入り、その手をすぐ離した。
その姿を見ていた由来がつぶやく。
(来)「保護者としてきているのに、自覚がない。」
回りのみんなも、もっともだという顔でうなずく。しかし、当の本人はお構いなしのようだ。そして、はじめに言った、保護者として来ているというのは、間違いであった。
(藍)「さて、私たちも泳ぎましょうか。」
(登)「そうだな。」
藍と登は二人で泳ぎに行くことにした。二人とも仲良く手をつないで行った。
(武)「フッ!!俺はきれいなお姉様方を観察しに行ってくるぜ。」
(佐)「あんた、道央の恥さらしでもするわけ?生徒会長なんだからしっかりしなさい!!」
武田は完全なる変態と成っていた。それに歯止めを掛けに行く佐藤である。
(井)「戊流~!平泳ぎ教えてー!」
(鬼)「泳げなかったのか?」
(井)「クロールは泳げるんだけど、平泳ぎがちょっと。」
こちらは戊流講師の水泳講習会となっている。
さて、残りの二人はと言うと、荷物番をしている。パラソルのしたに、リクライニングチェアーをそれぞれ置いて、その上に寝ている。
(里)「由来。戊流ってかわいいよねぇ~。しかも中学生って言うのに頼りがいがある。そのかっこよさも良いよねぇ~。あんたはどう思っているの?」
降られた内容に対して、少し考えてから、しゃべり始めた。
(来)「ボクは・・・好きだけど・・・・・・改めて冷静に考えると・・・・・・。」
うつむきながら、言っていた由来にため息が出た由里だった。
(里)「自分はダメだから、あきらめるって?」
由来はコクリと頷いた。
(里)「あきれた。そんなのだからダメなのよ。もっと自分に自信を持って。冷静沈着で、いられなくなるくらい、彼のことが好きなんでしょ?」
この言葉は本来の由来では汚名であった。どんなときでも客観視し、全体を見て、穴(問題点)を探し、それを埋めるというのが彼女の持ち味だからだ。
(来)「でも、ボク何も取り柄がない。家事だって皿洗いとコーヒー入れることしかできない。」
家事全般のほとんどが点でダメだ。掃除なんてやろう物なら、余計に散らかる。そんな、自分の性格を知ってか、いつも片付けには気を遣っている。
(里)「あんたには、人並みならぬ優しい心があるでしょう。」
由来の優しさは今回では表現しきれないので、今度の時に。
(来)「でも・・・」
(里)「とりあえず行動する!!自分の番は三時からだからガンバレ!!」
由里に言いくるめられる由来であった。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
作者です。
当初の予定では半月か一ヶ月おきの更新と言うことでしたが、現在一ヶ月おきの更新です。また、調子が上がってきたら、もっと短いスパンでお届けできたら良いなと思っています。
さて、次回ですが今回の続きです。いよいよ、泳いだりフムフムしたりします。
では、お楽しみに。