#010:寝る前にはトイレに行っときなさい
鬼帝戊流【ロイヤル・トゥリナッツァチ】[早撃ちの13番](主人公)(キラーズⅩⅢ)軍人のようなきちんとした態度、そして何事にも冷静でいられる。銃の使い方は、軍の人たち以上。
佐藤彩(副主人公)普通の平凡な中学生生活に少し暇をもてあそんでいた。
井練由井(副主人公)健気な心を持つ。少し鬼帝に片思い気味。
登暁星【ドン・ギョウセイ】[鋼鉄の8番](キラーズⅧ)陳帝の現在の首領。その昔鬼帝とキラーズで働いていた。現在CIAに席をおく。
藍香【ラン・シャン】登の婚約者。相当好きらしい。
武田弘(生徒会会長)よく滑る会長。よく越智をおちょくる。鬼帝と佐藤には、逆らえない様子。しかし、面倒見は良い。
濱田太郎(生徒会副会長)滑りの王様。滑りに滑りまくって、佐藤に一回きれられて、背骨めがけて跳び蹴りを食らったことがある。ダブルに襲われたときは、ただ殴られるだけだった。
越智太郎(生徒会役員)時間にルーズな男。
久保田林(生徒会副会長)まじめな子
岡田千治(生徒会役員)まじめな子
富士剛田(担任・生徒会の先生)自分の非をしっかり認める先生。放送の最後「終わり」と言ってしまう。
鬼帝錬鉄(校長)
コール(主人公のお目付役)60を過ぎたおじいちゃん。だが、車の運転、ミサイルなどの発射などは、プロ。
ダブル(赤鷹の下っ端)昔、暗殺組織「ジョーカー」で鬼帝と一緒だった。濱田太郎拉致事件で、鬼帝に殺される。
ブラック・デビル(ジョーカーの大将)鬼帝は何も話していないため今は謎。
ラーメン屋の大将【本名: 坂本麺】(主人公の先輩)暗殺組織時代の先輩。今はラーメン屋をしている。
エディ・レート(主人公の友人)暗殺組織時代の同期。やたらと武器を多く保有し、いろいろと鬼帝を戦場でサポートしている。
(佐)「今回も本編の前にお話が!!」
(鬼)「またか・・・・」
(佐)「あの、職務怠慢の作者のことでね。」
(井)「それで何?」
(佐)「いままでさ、いろいろ銃撃シーンやボケのシーンとかさ、まあそれなりにかいているじゃん。確かにさ、この台本形式の小説は新鮮でいいなぁと思ったよ。でもさ、何で私たちの外見についての記述がここまで少ないんだぁあぁあぁあ!!!」
(井)「確かに・・・・」
(鬼)「それなら心配ないぞ。」
(佐)「どういう事よ?」
(鬼)「詳しくは最後で!!では、本編スタート!!」
5月9日
帰り道(ナレ:佐)
帰り道、五人はある人物と出くわした。
(武)「よう!!鬼帝に佐藤!!横にいるのは校内一美人の井練さんだね。で、後ろの二人は?」
それは、2年3組のアホ生徒会長、武田だった。
(登)「この間、転校してきました登暁星と申します。以後お見知りおきを。」
そう言い、ドンちゃんは両手を合わせて礼をした。
(武)「いえいえ、こちらこそ。」
そう言い、武田もドンちゃんのまねをして礼をした。
(藍)「私もこの間転校してきた藍香と言います。」
どうぞよろしくと言いかけた瞬間、
(武)「おおおぉおぉ!!!むっちゃ、タイプ!!!僕と付き合ってください。」
こいつはよくもまあ公衆の面前で大胆にも言えるなぁと思った。
(藍)「お気持ちはありがたいのですが、私は・・ドンちゃんの妻なので。」
(武)「あー、残念・・・・てっちょいまたんかーい!!」
なぜかのりツッコミ。
(武)「お宅ら日本の法律解ってますか?」
(登)「武田さん!こいつは妻じゃなくて婚約予定者!!」
(藍)「もう、照れちゃって!!すでに夫婦みたいな間柄なんだからぁ。」
そう言えば、ドンちゃんいつも妻ではないと否定するけど婚約予定者と言うことにはあまり文句を言わない(というより自分から言ってる)と思った。
(佐)「ところで、今日暇だったら鬼帝の家でみんなでお泊まりだけど来る。明日、創立記念日で学校休みだし。」
武田が急に声を裏返らせていった。
(武)「いけませーーん!!若い男女が一つ屋根の下でなんて。夜中にチョメチョメなんて!」
(佐)「何でお前の頭はその方向に回路がつながる!!ちゃんと分けるよ!!」
そこに、藍さんと由井が反論する。
(藍)「私はドンちゃんと寝ますよ。」
(井)「私だって、鬼帝と寝たい。」
(佐)「お前らはこの小説を15禁にしたいんかーーー!!」
(武)「とりあえず、楽しそうだし、参加するよ。」
場展開に疑問を持つと思うが、・・・と言うよりなんかだるい、もうナレーションめんどいなぁ。とりあえず、なんやかんやで鬼帝の内に入った。
(佐)「私の家の問い面だからさあ、いつも玄関見てたけどどんだけひろいねん!!」
そこはもう旅館のように広々としたものだった。
(鬼)「前にすんでいた人がここで民宿をしてたらしく、内装をキレイにしただけだからまだ、人の家的な雰囲気はないけど。まあ、とりあえず奥のリビングに行こう。」
そう言い、みんなは靴を玄関に脱ぎ、リビングに案内された。
(鬼)「一応、そこに地図貼ってるから見といて。」
(井)「あっ!寝間着忘れた。」
(佐)「ホントだ!どうしよう?」
(鬼)「たぶん心配しなくてもいい。そろそろ来る頃だから。」
(佐)「?」
その時、玄関かから誰から入ってきた。
(コ)「皆様、お久しぶりです、そして初めまして。」
それはコールであった。しかし、段ボール箱にたくさん何かしら詰めて重たそうに持っている。
(登)「コールさんお久しぶりです。」
(コ)「登殿ではないか、藍殿とはうまくいっているのかい?」
(登)「みんなの前では言わないでくれ。ところでそれは?」
(コ)「戊流様より頼まれていた浴衣と洗顔具です。」
そして、楽しいお泊まりは始まった。
最初に夕食と言うことでみんなでカレーを作ろうと思っていた。しかし
(登)「ここは俺の出番だな。中華料理フルコースを作るよ。」
私や武田、由井はただ口だけが開いていた。
(藍)「手伝います!!」
そして二人はキッチンに向かっていったそれはすでに夫婦も同然だった。
30分後
その間雑談をしていたが出てきた料理を目の前に驚きを隠せずにいた
(佐)「すごーーい。中華料理店のやつみたい。」
(登)「ある程度余ってるから好きなだけどうぞ。」
(井)「この酢豚甘酸っぱくておいしい。藍さん、今度教えてくださいね。」
(藍)「はい。」
そんなこんなを言っていた。
そして食後、風呂が沸いたと言うことで先に女子チームが入った。
(佐)「広ーーい」
(井)「見も心もリラックスできますね。」
(藍)「ドンちゃんと入りたかったなぁ。」
(佐)「藍さん、真顔で危ない言葉言わないで。お願いだから。どこぞから苦情が来るから。」
(井)「ほんとお似合いですね。登さんと。」
(藍)「あら、鬼帝さんと由井さんも結構良いですよ。」
(佐)「なんか私だけはみごかー。」
(藍)「武田さんとかどうですか?」
(佐)「勝手に妄想を走らせる人とは嫌です!!」
(井)「ところで、なんで鬼帝さんや登さんは藍さんと居たくないんだろう。」
(藍)「実は昔っから人に変な夢を見させることが出来るんですけど、昔はコントロールが出来ていなくてひどい物を見たそうで。だからだと思います。」
(佐)「私たちは大丈夫よねぇ?」
(藍)「ちゃんとコントロールできますから、安心してください。」
そうこう、ふざけ合って話していた。
そうやって一日が過ぎた。だが問題は夜にあった。井練はしょうがないからと納得してくれたが、どうしても藍さんがドンちゃんと寝たいらしく断固として聞かない。最終手段として、コールが見張り役をしてくれて、一段落した。
翌日
みんなは目覚めの良い朝を迎えた。案の定、ドンちゃんはクマができていた。恐怖からなんだと思った。そして、みんなよりも早く鬼帝が起きていたらしく、朝食としてロールパン、サラダそしてオニオンスープを作って並べていた。今回いろんな顔が見られて良かったなぁと思った。その賑やかな食卓に向けてテレビのニュースが聞こえてきた。
(テレビ)「昨日夜0時過ぎ、殺人事件が起こりました。」
(佐)「いやーーしんどかった。」
(井)「ところで、最初の続きなんだけど・・・」
(鬼)「時間がないから無理、とりあえずヒントとして十話突破記念であると言うことかな。」
(井)「と言うことでさよならー!」
ほんと、ごたごたしていて、すみません。最新情報もないのでなおさらすみません。さて、次回は連載一周年と十話突破企画です。お楽しみに。