カメさんとトビネズミさん
カメカメカメ、カメカメカメ、カメカメカメ
「くまさんのおうちに遊びにいきま~す」
カメさんは、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり……と、くまさんのおうちに進んでいきます。
ところが、カメさんは、なかなか、くまさんのおうちまでたどりつきません。カメさんは、とてもスローリーなのです。
「くまさんのおうち、楽しみだな~」
カメさんは、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり……と、進みます。ゆっくりがカメさんの普通のペースなのです。
その時……
ぴょん、ぴょん、ぴょん…… ぴょん、ぴょん、ぴょん……
カメさんの後ろから、ぴょんぴょんとジャンプしながらやってきたのは、後ろ足がとても長いトビネスミさんです。
「あっ、カメさん、こんにちは。お出かけですか?」
「トビネズミさん、こんにちは。これからくまさんのおうちに遊びにいくのです」
「そうなんですか、くまさんのおうちに……」
トビネズミさんは「う~ん」と、少しの間、考えて、
「くまさんのおうち、面白そうですね。いっしょにいっていいですか」
「はい、もちろんです。いっしょに遊びにいきましょう」
こうして、トビネズミさんも、カメさんといっしょに、くまさんのおうちに遊びにいくことになりました。
森の「お昼寝会」は、さらに続きます。




