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黯然銷魂
こんにちは。
拝読ありがとうございます。
4話目です。
4作目は黯然銷魂です。
少しだけ暗めになっています。
恋の詩ですが少し寂しい感じです。
よろしくお願いします。
~ 黯然銷魂 ~
夏の雨空 温い雨
しとしと...しとしと...
降ってはアスファルトに染み込んでゆく
雨の匂い
日差しのない空
梅の深緑に雨露が伝う
そして僕の頬にも...
僕は貴女を傷つけた
無力で、余りに切なくて...
己を憎む
愛しているのに...なぜ?
貴女をいつも傷つける?
僕の心は答えない
きっと心も知っている
僕が居る意味 そんなモノはとてつもなく小さい
居なくなったって...きっと...
落ち込む肌に雨露が流れる
そう。この雨粒の様なモノ。
微かな愁いを感じて また上を見上げた...
最後までありがとうございました。
前の3作とは変わって、暗めの作品にしました。
今の気持ちを尊重しました。
ハッピーな詩が描けそうになかったので。
でわでわ。また。
機会がございましたらよろしくお願いします。
失礼いたしました(お辞儀)