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プロローグ 編入、そして、一夜漬け

応援よろしくお願いします。


8/14 登場人物名前変更

ルイジェルド→アルジェイル

 その昔、剣術の腕を競う大会が行われた。


 主催者は大陸、いや有史以来最強と謳われる剣士、『剣王』ノンナ・エッスベルテ。

 そんな怪物が景品として用意したのは金品ではなく、名声でもなく、一つの権利。

 彼女は確かに、大会の開催に伴い、こう宣言したのだ。


 優勝者には、儂の弟子となる権利を与える、と。


 大陸全ての剣士が狂喜し、勇んで大会へと挑んだ。

 中には、剣をろくすっぽに知らぬが、他の武器を扱わせれば達人なんて者も、剣を携えて大会に乗り込んだそうだ。

 大会は大盛況、選手たちは存分にその腕を振るった。


 そして優勝したのは、『剣路拓示』の異名をとる達人だった。


 彼の者は達人揃いの出場者の中でも、抜きんでていたという。

 全ての試合で苦戦らしい苦戦はせず、決勝戦でさえ、技を幾らか披露したのみ。

 その圧倒的な実力を誰もが認めた、認めざるを得なかった。

『剣王』の弟子となるに相応しいのは、『剣路拓示』であると。

 優勝者が決まり、『剣王』がその場に集った者たちの前に姿を現した。

 その場にいた者たちのほとんどが、その彼女の容姿を見て動揺し、偽物かと疑った。

 なにせ、自らを『剣王』名乗る剣士は、年端もいかぬ幼女であったのだから。

 だが、当のノンナはそれらを一切無視し、『剣路拓示』に、こう言った。


「これより、お主に儂の素振りを見せる。それで、本当に儂の弟子となるか決めよ」


 行われたのは、大上段から振り下ろし。

 体幹と剣のブレを確認するために、誰もが行ってきたただの素振りだ。


 それだけで、会場のざわめきは止んだ。


 なにせ集っているのは剣の道の達人に、そんな彼らの技を見る目がある者たちだ。

 その一振りで、『剣王』がどれだけ別次元の剣士なのか、わかってしまった。

 一回戦で敗退した選手や観客は、己が知らぬ高みと至った達人に戦慄した。

 準優勝者や一部の猛者は、その一太刀の神秘に涙し、膝をついた。

 己らでは到達はおろか、理解すら及ばない。


 だが同時に、こうも思った。


 この御仁から技を継承する剣士もまた、己らとは一線を画す使い手である、と。

 その者であれば、『剣王』に匹敵する剣士に成り得るかもしれない、とも。

 会場全員の羨望が、期待が、夢が『剣路拓示』に注がれた。


 そして、その当人は、人類の新たな希望の芽は、嘔吐した。


 そして『剣路拓示』はこう言い残し、弟子入りを辞退した。


 我は人の身であり、切り拓くは、人の道。化生が進む道には、耐えられない。ご勘弁を。





 そこは、未だ人の手が入っていない山奥。

 鬱蒼と葉を蓄える木々に囲まれる中、一人の青年が剣の素振りをしていた。

 背中まで伸ばされた茶髪を後頭部で結われ、頭頂部ではクセ毛が跳ねていて、やぁと言わんばかりの自己主張をしている。

 服装は上下共に青色のジャージと、飾り気がなく、顔立ちは精悍というよりは、幼さが残っているものの、目つきだけは鋭い。

 そんなどこかアンバランスな印象の青年の緑瞳が、ふと視界の端に人影を捉えた。


「師匠」

「うむ、励んでおるな、アレス」


 青年ことアレスが師匠と呼んだ相手は、老人のような口調で話す幼女であった。

 足首にまで真っ直ぐ伸ばされた、とんでもなく長い銀髪にクリッとした大きな赤い瞳。

 服装は、黒のワンピースに紺のソックスという組み合わせだ。

 彼女はノンナ・エッスベルテ、アレスの剣の師であり、後見人でもある。


「珍しいな、俺が素振りしてる時に声をかけてくるなんて」

「うむ。そろそろ出発せねば、着く頃には日が暮れてしまうからな」

「出発? どこに?」


 何も聞いてないアレスは訝し気な顔を作るが、ノンナは問いを無視して言い放った。


「アレス、お主明日から学校に通え」

「は?」


 突然の命令に間の抜けた声を返したアレスだったが、ノンナは意に返さず続けた。


「思えばお主には、剣しか教えてこなかった。故に儂は、お主に若者らしい日常を与えてやろうと思い至ったのよ」


 うんうん、儂、偉い、と言わんばかりに頷くノンナを、アレスは冷めた目で見据える。


「断る」

「何じゃとぉ!?」


 端的に命令を拒否したアレスに、ノンナが素っ頓狂な叫びをあげた。


「俺には夢があるだんぞ? そのために努力だってしてる。学校なんて行く暇ないんだよ」


 アレスの反論に対して、ノンナは半眼となる。


「いや、自分の現状わかっとる? このままだとお主、学歴真っ白だぞ? 今まで何して生きてきたんですか? と世間で問われる一生になるぞ?」

「その度に俺は、幼女の皮被った化物幼女に、剣を振らされてきましたって答えるよ」

「そうならないために、学校行けって言っとるんじゃろうが!」


 ノンナは叫んだ後、ため息を吐いて腰に掃いていた剣を抜き放った。


「よし、手合わせじゃ。いつも通り、負けたら儂の命令は絶対服従」


 ノンナの言動に呼応されたかのように、アレスも剣を構える。


「上等だぁ! 行くぞ理不尽クソ幼女!」


 そしてアレスは手も足も出せず、気絶するまでボコボコにされたのであった。

 おのれクソ幼女、いつか絶対に負かして泣かしてやる、と再び強く誓う結果であった。





 意識から回復したアレスが真っ先に目にしたのは、不機嫌な顔をしたノンナであった。


(うわぁ、これロクな事にならねぇじゃん。寝たフリしよ)

「…………アレス、起きとるのはわかっておる。早う起きろ」

「……ZZZ」

「もう一度ボコボコにされたいか?」


 それは勘弁願いたいので、アレスは仕方なく起き上がる。

 状況を把握するために周囲を見回してみると、ここはどこかの建物の廊下で、学園長室という字が彫られた木札が飾られたドアが眼前にあった。

 どうやら気絶してる間に、件の学び舎に運ばれたらしい。


「それで? ここがどこか検討はついたが、どうして師匠そんなに不機嫌なんだ?」

「決まっておる! この部屋におるのは、儂がこの世で最も嫌いなジジイなんじゃから!」

「なんで、そんな奴がトップの学園に、俺を入学させようと思った?」


 アレスの至極真っ当な問いに、ノンナは端的に答えた。


「決まっておる。認めるのは業腹だが、ここが大陸最高の学び舎だからよ」

「は? 大陸最高? てことはここ、プレアデス士官学園か?」

「と、いう訳じゃ。とっとと挨拶済ませて、入学に備えるぞ」


 そう言って、ノンナはドアを勢いよく開け放ち、無遠慮に入室した。

 そして部屋の中にいた翁を目に留めて、口を開く。


「久しぶりじゃな、陰険陰湿ジジイ。儂の弟子を、プレアデス士官学園に入学させろ」

「ふざけるなシルバーバック。早急にお山に帰れ」


 うわぁ、と己が師の横暴にして非常識な要求にドン引きしながら、アレスも入室し、部屋の主と思しき者へと視線を向ける。

 件の人物を見たアレスの第一印象は、古木のような爺さんであった。

 綿毛のような白髪を肩口まで伸ばし、三十センチはあろうかという白い髭を蓄えている。

 次いで長命種であるエルフの身体的特徴である、真横に伸びた長い耳。

 エルフは老いが極端に緩やかであるはずなのだが、顔には深い皺が刻まれていた。

 紺の法服に身を包み、首には狐の魔獣で作った襟巻を巻いている。


「あれが、エピス・パライオンか」


 数多の学び舎の中で、頂点の座を不動のものとした学園を創設した偉人であり、大陸一の魔法使い。

 詰まりこの部屋には、大陸最強の剣士と魔法使いが集っているという事なのだが。


「誰がゴリラの群れのボスだ! お主は黙って、アレスの入学を認めればいいんじゃ!」

「やかましい! 吾は何があろうと、絶っっっ対に認めんぞォ!」


 そんな二人が、こんな低次元の口論をしていると知ったら、余人は落胆するだろう。

 何故わかるかって? 今がっかりしてるからだよ。

 アレスが遠い目で窓の外を眺めていると、ノンナが愉快気に笑う。


「貴様が何を言おうと遅い! 既に儂らはアレスの貯金から、入学金を払っておる!」

「おいクソ師匠、今なんて……?」


 聞き捨てならない言葉にアレスは思わず問いを投げたが、ノンナは無視して続けた。


「金は払った! 詰まり儂らはお客様じゃ! お客様は神様!? 崇め奉り、ひれ伏せ!」


 ノンナのとんでも理論に、アレスは弟子ながら引いた。

 同時に、頭を下げるエピス見たさに、アレスを入学させようとしている疑惑も浮上する。

 ていうかそれ、返金されて終わりでは?


「吾の許可なくして、入学なんぞできるか! ご寄付感謝いたします、帰れ!」

「おい何懐に収めようとしてんだ。俺の金だぞ、返せ」


 ノンナはため息を一度吐き、エピスをふたたび 睨みつける。


「どうあってもアレスの入学を認めないと?」

「無論だ」

「仕方ない。お主が、そこまで言うのなら、儂にも考えがある」

「ほう、面白い。八十年しか生きていない猿の策略が、吾に通用するかな?」

「よし、そのしわだらけの顔に更にしわを刻んでやる」


 バッ! とノンナは身を翻し、扉へと疾走する。

 そして彼女は扉ノブをひねり、扉を押し開け、こう叫んだ。


「いやぁああああ! 離して、痛い痛い乱暴しないでお菓子をくれるんじゃなかったの、おじいちゃあん!!」

「貴様ァァァあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


 己が師の最低最悪の行為に、アレスの頬が引き攣った。

 こいつ、エピスを社会的に抹殺する気だ。


「ふはははは! 何だ、その狼狽ぶりは!? たかが剣の道に八十年生きてきただけの猿の謀略に、なにを必死になっておる!?」

「クソ女がぁ! こうなれば、貴様らを塵も残さず消し去って隠蔽してくれる!」

「ぐはははは! 六十年前の大戦で、それができなかったからこうして儂らは犬猿の仲になってるんじゃろうが! あ、なんか思い出すと腹立ってきた。よし、殺すか」

「良い大人が気まぐれで武力振るうんじゃねぇ!! ていうかそこのジジイ、さらっと俺も殺すって言わなかったか!?」


 しかし無情にも、アレスの制止は二人の耳には入っていない。

 ノンナは腰の剣を抜き、エピスは周囲に火や氷塊、土塊を周囲に侍らせる。

 アレスはもう止められないことを悟り、足に力を溜めて自分だけでも逃げる準備をした。


「両者そこまで!」


 衝突が起こる直前に学園長室のドアが開け放たれ、室内に殺気の激流が流れ込んだ。

 退路として考えていたドアから殺気が生まれ、アレスは硬直する。

 退路塞がれちゃった、どうしよう、なんて呑気な思考は、数秒で搔き消える事となる。

 そして間抜けた思考を抱き、次の事態に備えなかったことを、心の底から後悔する。


「「やかましい!!」」


 殺気の洪水が、二つ、生まれた。

 真後ろの殺気など、これらと比べれば、緩やかな川のようなものだった。

 アレスは殺気に呑まれ、溺れ、意識を手放しかける。

 常人ならば意識を手放し、戦闘の心得を持つ者ならば裸足で逃げだす。

 そんな殺気に、何の準備もなしに晒されたのだから、無理はない。


「化物どもめ……」


 アレスの後ろ、小さな殺気の発生源たる人物が、呻くように呟いた。

 声音から臆していることがわかるが、その人物は恐怖を踏み殺すかのように、意を決し一歩を踏み出し、アレスの横を通り過ぎる。


「学園長に客人! どうか殺気を収めて頂きたい! このままでは、死人が出る!」


 アレスの前に出たのは、病的な青白い肌に鮮血を思わせる紅の瞳を宿した、顔立ちが彫刻を思わせる程に美しく整っている男。

 服装はダークコートに身を纏い、革の黒のズボン。

 纏う雰囲気は上流階級を思わせる高貴さ持ち、同時に人間離れしたものを感じさせる。

 そんな男の訴えにノンナとエピスは一先ず殺気を収めた。


「アルジェイルか。何故、吾とこやつの闘いの邪魔をする」


 当面の危機をなんか凌げたことに男、アルジェイルは安堵の息を吐く。

 だがここで行動を止めれば、再び一触即発となるため、場を完全に収めるべく口を開く。


「当然でしょう、学園長。貴公ら、『五英傑』同士の闘いなぞ、させる訳にもいきますまい。余波に巻き込まれて死ぬなど、我が輩は御免被る」


 アルジェイルの言葉に、エピスは不愉快そうに鼻を鳴らす。

 それに取り合うことなく、アルジェイルは本題に切り込んだ。


「して、学園長。今回の喧嘩は一体、何が発端となったので?」


 その質問にエピスは、そうだったといわんばかりの顔を一瞬作り、再び険しくなる。

 そしてノンナに向かって指をさした。


「おぉ、そうであった! 聞いてくれ。そこの妖怪が、この学園に弟子を入学させろと言っておるのだ。吾は無論、断固として拒否をするがな!」


 エピスの物言いに、アルジェイルは事情を即座に把握した。


「学園長。勉学に励む機会は、万人にある。そも、ここは自由と万能を謳うプレアデス仕官学園です。如何なる身分の者であろうと、拒む理由にはならない」

「いいや、なる! だって吾、学園長だし!」


 子供のような駄々をこねだしたエピス。

 そんな彼を冷めた目で見ながら、アルジェイルはこう言い放った。


「今、学園で学園長は幼女趣味であるという噂が出回っています」

「チィッ、遅かったか」

「おい、そこなのか? お前が悔しがるところはそこなのか?」


 アルジェイルの目が、さらに冷たくなった。


「この噂。ソフィア嬢の耳に届いたら、一体、どうなるでしょうな?」

「だからその前に、この妖怪を退治しようとだな……」


 未だに渋るエピスに、アルジェイルは笑顔を作る。

 ただし、目は一切笑っていなかった。


「ソフィア嬢を、今すぐ、ここに、呼びましょうか?」

「辞めろぉ! あの娘に拒絶されれば、吾はこの先、生きていける自信がない!」


 凄いぞ、アルジェイルさん、この学園の最高権力者を脅してやがる。

 いいぞもっとやれ。


「今ならば、噂をもみ消すのも不可能ではない。その手伝いもしましょう、そこの少年の入学を御認めになる、というのであれば」

「ぐ、ぐ、ぐぬぬぬぬ」


 屈辱と怒りで顔を赤くしながら、頭の中で葛藤を巡らせるエピス。

 しかし、時間をかけるのは得策ではない。

 なにしろ彼は、ソフィアとやらにロリコン疑惑の噂を耳にしてほしくないのだから。

 こうして、彼が頭を巡らせている間にも、その彼女に噂が届いてしまうかもしれない。

 エピスもそれがわかっているらしく、決断を下すのにそう時間はかからなかった。


「よかろう。そやつの入学を、許可する……」

「むふーっ」


 何もしていないのに勝ち誇るノンナだったが、アルジェイルが放った言葉に顔が凍る。


「しかし無条件で入学を認める訳にはいきませんので、編入試験は受けて頂きます」





 アレスは大陸最高の教育機関とされるプレアデス士官学園に入学するために、編入試験を受けなければならなくなった。

 あらゆる教育機関を押さえ、最高とされる所以は、専行できる学問の幅広さにある。

 一般的な学問はもちろん、専門学校に行かなければ学べない学問すら専行できるのだ。

 故に士官学園と銘打っているが、進路はあらゆる職業という訳の分からない学園である。

 因みに創設者にして学園長であるエピスは、あらゆる教養を身に着けた軍人とか最強じゃんと思っただけなのに、気づいたらこうなってた、と供述していた。

 そんな学園であるために、入学のための競争は熾烈を極める。

 そんな学園の、編入試験を受験しなければならない?


「いや無理だろ……」


 プレアデス士官学園について一通りのことを調べ終え、頭を抱えながら絶望した。

 アレスは自分を馬鹿だと思っていない、いや寧ろ、頭が良いと自負している。

 だがそんな彼も、流石に大陸一の難関校に入学できると自惚れてはいない。

 だから彼は潔く諦め、ベッドの上に寝そべり、瞼を閉じようとして、


「さぁ勉強の時間だ!! 明日に向けて、詰め込めるだけ詰め込めい!!」


 ノンナがドアを乱暴に蹴って開け放ったことで、妨げられた。

 アレスは思わず目を開けて、顔をしかめ、布団にくるまって体を丸める。

 弟子のそんな抵抗を、ノンナは布団を剥ぎ取ることで奪い取った。


「何をやる前からぶん投げておるか馬鹿弟子が!! 意識を叩き起こし席につけ! 頭を回して、知識を飲み下せ!!」

「いやいや、無理だろ師匠。ていうか無駄だな。一夜漬けでどうこうできる筈ねぇ」


 発言は無気力そのもの、駄目人間のお手本である。

 だが、アレスの言うことは正しくもある。

 問題の出題範囲は不明、問題形式すら知らない、というか調べてない。

 こんな状態でテストに挑むなど、無謀甚だしい。


「やる前から諦めるでない! 儂がなんとかしてやる! お主に青春を謳歌させてやる!」

「し、師匠……その言葉、とても深く感動しちまったよ……」


 アレスは瞳に涙を滲ませ、そのままノンナの手を握り、


「で、本音は?」

「クソジジイにぎゃふんと言わせたい」


 アレスはあらん限りの抵抗をしたが、結局一夜漬けをすることになった。

アレス「一夜漬けって逆効果なの知らねえのか?」

ノンナ「なら合格確実だな」

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