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短歌
葱になりたい
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立春とは名ばかりの日のスーパーでねぎレシピ祭 開催してる
恋心 うまく飼い慣らせてなくて挙動不審な大人でごめん
ラーメンの具の葱みたいな存在になって君に寄り添っていたい
憧れと恋の狭間で彷徨ってる なんなら一生このままでいい
葱と恋 なくても困らないがあえて世界を彩る奇跡と呼ぼう
しあわせは時に具材としての葱 あるいはみかんのへたに宿る
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「(唐揚げ用の)レモンとか刺身の横にいる菊に ひそんでいるのかもしれないね」




