小さなときめき
ナンプレとはナンバープレイスの略称で、別名を数独という。
数字を9×9のます目に当てはめていくゲーム。
数年前、携帯ゲーム機用に「ナンプレ」を買った。
それまで実際に解いたことはなかったけれど、そのゲームのことは発売当時から気になっていた。難易度は Easy, Normal, Hard 、プレイ・スタイルは Beginners, Standard, Analog 他から選べる一般的な内容のものだった。これらを組み合わせると無限に遊ぶことが出来るから、やり込みたい人にとってはコスパがいいゲームだと思われる。
私は残念ながら、そこまで好きにはなれなかった。その証拠に、本当に気が向いた時にしかやらないから今も300問中、100問ほど解いた状態にとどまっている。何回か高難易度にも挑戦してみたけれど、一問解くのに30分以上かかり嫌気が差して辞めてしまった (気軽に10分位で終わりたかった)。
最後に起動したのが一体いつだったのかも忘れてしまった今日この頃、PVを見直す機会があって、そういえば始めた動機が「色合いや曲の落ち着いた雰囲気に惹かれたから」だったのを思い出した。そして数字が揃うとエフェクトがキラキラ光ってはじけて、その演出がなんだか魔法のようで気に入っていた。
それが無性に見たくなって最近、再DLして続きから始めてみた。難易度は、補助機能付き初心者モード一択で。そして、タイマー表示をオフにした。このまま、なんとなく続けていても上達はしないだろう。それでも構わない。画面の中の小さなときめきに、触れていたいだけなのだから。