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詩集

Piece In Black Road

作者: 蒼山詩乃

今日も悲しそうな話をしましょう


さあさあ好きな子誰でしょうか

いち、に、のさんでもよん、ごのループ

狭い部屋でそうメソメソ泣いちゃって

またもバレそうな嘘をついてしまうか、ら!


〈間奏〉


間違い探しもとっくに呆れた

誰も彼もが気持ち悪い仮面つけてる

手に持ってる花束さえもかすれて

どこに行ってしまっているの、の、の、の?


謎ばかりの毎日を

私たちは笑ってる? 怒ってる? 泣いてる?

錯覚すら素敵に見えるように、

仕向けている罠


謎解きも流石に飽きたわ

またね今日ね他人任せに

矜持と運命を弄ぶよ

さあ踊ろうか!


〈スポットライトオフ〉


黒猫は歩く、私も歩く

ついてきてもついてきても場所も知らず

彷徨えることができる幽霊に

なってしまったほうがいいかもね


黒猫は歩く、私も歩く

つまらない人間関係とっくに捨てた

転がさせるのも動かせるのも

いつの間にか手のひらの上


消えてった


〈スポットライトオン〉


くだらない遊び方さえ忘れてゆく

このエラーも引き起こしてしまいそうで

そう代償と引き換えに楽しみ方を消してしまってた

もう元には戻れないから

最初には戻れないから


黒く染まる道を見た。

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