表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/14

06


「人数が揃ったという事で会議を始めようか」


私はよく分からないまま、瀬崎さんの隣に座らされ会議がスタートした。

内容も分からないままの私は社長を前に冷や汗たらたらだ。


「では、会議を始めるにあたって関連資料をお配りしますね」


と、その声の先には美紀が。

そうか、彼女は社長の秘書に最近移動したんだっけなー。


「はい、どうぞ」

意味ありげに、こっそりウィンクしてくる美紀。

今は仕事中でしょ、と思いながら資料を貰った。


「さぁ、開いてくれ」

社長の声で一斉に開かれた資料


その資料には大きな文字で『テスター・ハウス』と書かれていた。



「テスター・ハウスですか?」

思わず聞きなれない言葉だったので、声に出してしまっていた。


「そうだよ相田くん。テスター・ハウス

 このプロジェクトは今期最大のものになるからね」


どうやら、社長はこのプロジェクトに社運をかけている感じが大きく伺える。



「では、説明するよ」

と社長はニコニコとそして楽しそうにプロジェクトの概要を話始めた。


「うちの会社は住宅、主にマンションの開発そして売買だが

 最近の世情があってか売れ行きが悪い。

 そこをどうにかしようというのが、今回のプロジェクトだ。

 今回、新規で新しいマンションブランド。

 まぁ、完結にいうとルームシェアハウスを作るんだ。」


確か、最近主人公がルームシェアするドラマがあったみたいだし。

可愛い外装と内装で、けっこう売れるんじゃないかと心の中で呟く。


「確かに、家賃は人数分で割れますし

 社会人であれば寝に帰る様な感じですから良いかもしれませんね」

と瀬崎さん。



ん?私って、呼ばれる必要あったっけ?



「いや、それだけじゃないんだよ今回は。

 このシェアハウスは、ただのシェアハウスではなくて

 こう、どいうのかな同棲するカップルの未来型シェアハウスなんだ」


ん?


「君達には、今度も特殊任務サクラとして、そこに住んで

 ブログなんかで広報して欲しいんだ」


んん?


「もう、知らない間同士じゃないだろう

 この前の、アレで」









えーーーー!!また、巻き込まれるの!?




やっと始まりのような感じです 汗

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
感想を頂けたら嬉しいです!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ