3/3
この気持ちは…
「おかーあーさーん」
「なに、どうしたの?大きな声出して!」
「わたし、わたし、さっき…」
「なに?告白でもされた?」
「え?うん…そうだけど…」
「そう、それで、なんて、お返事したの?」
「え?お返事?えーと、こう、ガシって」
「へぇ~、それが最近の流行りなの?
お母さんの時代とは違うのね」
「ま、まあね、独特ではあるよね、うん…」
「ふふふ、よかったわね
素敵な彼氏さんができて
ほら、ケーキ買っておいたから食べなさい」
「え、うん…ありがとう…」
彼氏さん、彼氏、かれし、彼氏ー!
え、彼氏って、あの彼氏?
まって、改めてよく考えたら
わたし、付き合うってこと?
別に嫌いではなかったし、
友達としては好きだったけど…
でも、でも、でも…
「あーーー!」
急に恥ずかしくなってきたよー!
でも、なんか…
「ふへへ」
「ふふふ、大きな声出したり
ニヤけたり、付き合えて嬉しいの?」
「! お母さん!いつから、そこに!」
「いつからって…
さっきから、ここにいるじゃない」
「(かー)もうもうもう、もう!」
ドタドタドタドタ
「顔真っ赤にして、
部屋に走って行っちゃったわね
からかいすぎたかしら?」
「どうしよう、どうしよう、どうしよう」
私、付き合えて喜んでるってことなの?
明日、どんな顔して会えばいいのか分からないよー




