告白?それとも…?
「あのさ、明日、大事な話があるんだけど…」
「え?う、うん…」
「じゃ、じゃあ、またな!」
「あ、うん。ばいばい。」
「…」
え、え、え?
まってよ、ちょっと まってよ?
ど、どういうことかな?あれだよね?これって…
あれしかないよね?大事な話って…あれだよね…?
「…」
彼とは同じ中学で、同じ高校に入学した
中学時代から話す関係で、高校は同じクラス
帰り道は同じ方向だから
タイミング合えば一緒に帰ることは何回かある
「…」
前に友達から、付き合ってるの?と聞かれ
付き合ってないよ、と答えたら
え!?あの距離感で!?と驚かれた
そんなにカップルの距離感だったのかな?
「でも…」
前に彼が、友達と話してるのを
たまたま耳にした時は、私の事を話題にしていて
それで?いつ付き合うんだ?とか言われてて
だから、そんなんじゃねえ!みたいに
怒ってたの見たことあるけど…
「うーん…」
あの時には、もう私の事を好きだったということ?
「いや、まてよ…」
そもそも、本当に告白の大事な話とは限らないよね
「は!まさか!」
転校するのか?いや、しないか?
転校なら、もっと広まってるはずだよね
うーん、急に決まったとかかな?
何か、あげたほうがいいのかな?
帰ったら、お母さんに聞いてみようっと!
「ねぇねぇ、お母さん」
「どうしたの?何か欲しい物でもあるの?」
「欲しい物…そうだね、あると言えば、ある!」
「そう、何が欲しいの?」
「え?何と言われても…友達が転校しちゃうから
何か、あげようかなって」
「そう…お友達、転校しちゃうのね
お母さんが知ってる、お友達?」
「知ってる、知ってる
あの同じ中学から一緒に入学した男の子だよ」
「あー、あの仲の良い男の子ね、急な話ね」
「うん、そうなの、なんか今日の帰り道でね
明日、大事な話があるって言われてさ
あー、転校するんだって…」
スパーン!
「いた!?な、なに!なんで、頭はたくの!?」
「あ、ごめんなさい。
まさか、ここまでアホな子だとは思わなくて…」
「え?え?どういうこと?
私アホな子なの?え??」
「はぁ…ほんとに、この子で、いいのかしらね?」
「えー?なに、なんなの、どういうことなの?」
「ちゃんと、明日お返事するのよ」
「お返事って、なにー!」
「お母さんもね、忙しいからね。
自分で考えなさい」
「え、考えるって…言われても…
あー!まだ何あげればいいか聞いてないや」
あーもう、なんなのさー、お返事って何?
告白されるってことなの?
でも、今までに、そんな素振りは一切なかったはず
この私の恋愛センサーは抜群だからね!
「ということは…」
転校しても、友達でいてくれるか?
に対する、お返事、ということかな…
「もう、そんなの当たり前なのにね〜」
離れていても、ズッ友だからね!ガシッ!
とか、握手すれば、もう相手は涙の雨だね
「ふひひ」
まあ、あげる物は、直接聞けばいいかなー
そんな、すぐには転校しないでしょ
「さーてと」
ご飯前に、お風呂入っちゃおうかな〜
るんるん




