表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ほのぼのバイク旅  作者: パンツ吐いた


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

7/56

第6話 スキル取得

ちょと時間かかっちゃいました。がんばります!

小さくした宿を元の大きさに戻し、俺、ミア、エミリアは中に入って再度話し合いを始めた。

ミアの意思は変わらないらしい、この宿を買い取ってもらわないと大金貨はもらわないという事だ。


「買っていただかないと、大金貨は受け取れません。」


「じゃ、じゃぁこの話はなかった・・・」


「この宿がぼろいからいらないのですね・・・」


「そういうわけじゃないですよ!」


「ご購入ありがとうございます!」


「・・・なんでこうなった・・・」


結局俺はこの店を買い取ることになった、そうなるともちろんミアも一緒に着いてくるという事だ。この先どうしようか迷うな。


「それで、エミリアはどうするの?私はケンゴさんと一緒に旅に出るわ。」


「ズルい!ミアだけ!私だって行きたいもん!」


エミリアの口調がまた変わるっていうか、エミリアは来れないだろ。衛兵団の団長なんだからそんなにすぐにやめれないだろうし、まぁここはあきらめてもらうしかないよな。あ!エミリアに頼まないといけないな。


「そうだ、エミリア。その話はあとにしてさ、グレンのところに行ってミアさんの契約書を返してもらってきてくれないか?俺が言ってもいいんだがまたいちゃもん付けられそうだし、衛兵団の団長で行けば向こうも手荒なことはしてこないだろ?」


「うん、そうだね。わかったよ!貸だからねケンゴ!」


「エミリア、口調がまた崩れてるぞ。」


「あ!うおっほん!では行ってくるとしよう。この話はまたあとでだからな。」


エミリアは鎧を着て衛兵団の姿に戻ると、入り口から出て行った。残された俺とミアは今後の話をし始めた。


「本当にいいんですか?この町に戻ってこないかもしれないんですよ?。」


「いいんです、それにあんなゲスな男の人のところにいくより、私はケンゴさんと一緒に居たいです。あ、後、私のことはミアと呼んでくださいね。ケンゴさん。」


ミアを見るとほんのりと頬を赤くして両手で頬を覆い俺の方をちらちらとみてくる。俺としてはこの世界をゆっくりとのんびりと一人で回っていく予定だったんだがな。こうなったらもう仕方ないな。


「わかった、ミアさん、ん~ミア。よろしくな。」


「こちらこそ、不束者ですがよろしくお願いいたします。」


「ん?」


「え?あ、気にしないでくださいね。うふふ。」


ミアがちょっと変なこと言ってるんですけど。それはそうとガレージ出しっぱなしだったな。しまう前に少し確認していくか。


「あ、この土地はどうするんだ?」


「手放すつもりはないので更地になりますね、私が戻ってこない限り、あ、ケンゴさんが戻ってこない限りは衛兵団が管理しますので、誰かが勝手に使うことはないですよ。」


「そっか、それならいいや。俺裏のガレージに行ってくるから。」


「ガレージですか?私も見てみたいです。」


「面白いもんなんてないと思うけど、じゃ行こうか。」


俺とミアは宿を出て裏にあるガレージに移動する。


「すごいです!何ですかこれ!?」


「これがガレージだよ。」


「いつの間にこんなの立てたんですか?!中もみたいです!」


ミアはすごい凄いと言いながらガレージをまじまじと見ている。そんなにはしゃぐことなのか?中に入ったらもっと騒ぎそうだ。


「ここが入り口だから、さ、なかに入って。」


「はい!」


ミアは中に入るとその場で立ち尽くす、周りをきょろきょろとみてまたすごいですね~と言い出す。


「これが中身だよ。といっても何が何だかわからないだろうけどね。」


「はい、わからな過ぎて凄いです。あ、あれがケンゴさんのバイクですね、これに乗るとかすごいですね~。」


「まぁ、俺の世界ではこれに乗るのに試験があって合格して、運転免許所っていうのをもらわないと乗ることができないんだけど。この世界にはそんなのないしね、ミアだって乗り方さえ覚えれば乗れるよ。」


「そうなんですか?!いつか乗ってみたいですね。」


原付ぐらいだったらミアにでも運転はできるんだろうけど・・・


「その運転・・・免許所っていうのは冒険者ギルドの証のようなものですか?」


「ギルドの証・・・俺はまだ見たことないけどたぶんそういうものじゃないかな?」


「そうなんですね!これが冒険者ギルドの証です、私も持ってるんです。」


「へ~、これって簡単に持てるものなの?」


「登録だけなら簡単ですよ。それに身分証明書にもなりますからケンゴさんも後で取りに行きましょ。」


「そうだな。あとで案内してもらってもいいかな?」


「わかりました、ごなんないしますね。ちなみにこれは今何をしているんですか?」


ミアがバイクを興味津々にいろんな角度から眺める。そんなに眺めたら穴が開いちゃうよ。あかないけどさ。


「今は、掃除とメンテナンスをやってるんだ。この間、エミリアを乗せて土の上を走ったからね。」


「エミリアさんを乗せたんですか!?ズルいです。」


ミアは手を胸の前で組み顔を横にプイッと向けて怒ったふりをする。


「ぷんぷんです、ズルいです。」


「え?あ、いや、あの時はたまたまだから仕方なかったんだよ。」


「それでもズルいです。プンプン。」


なかなかミアのお許しがもらえなくて、どうしたものかと考えていたが・・・


「こ、ここはミアが初めてだよ、エミリアだって入ったことがないんだ、ミアが一番最初だよ。」


「え?!そうなんですか?!うふふ、じゃあ許します。」


何とかミアのご機嫌が直ったようだ。早速俺はミアに行ってガレージからバイクを外に出す。

石畳を用意してその上にバイクを乗せる。洗車スペースの完成だ。ミアに指示してホースから水をじゃんじゃんと流し汚れを落としていく、ミアはキャーキャー言いながら水をかぶったり泡が鼻についたりしながらも楽しくしてくれているのでそれはそれでいいのかなと思った。


「きれいになりました!ぴかぴかですね!」


「ミアが頑張ってくれたおかげだよ。じゃあ戻ってご飯にしようか。」


「わかりました、頑張って作りますね。」


「よろしくお願いします。」


俺たちは宿、いや、もう俺の家になるのか。家に戻り、ご飯を食べようとした、がゴーグルにステータス表示されているのに気が付きミアだけ先に戻ってもらうことにした。

ゴーグルを手に取り、バイクに乗るわけでもないが装着するとステータス欄に変化が起こっていた。


『スキルを取得しました。以下のことが可能になります。


 1.バイク制作 1台

 2.バイク形状変化 

 3.タイヤ下道路整備


 以上が獲得したスキルとなります。なおタイヤ下道路整備は新しいバイクにも適用されます。』


バイク制作?なんだこれ?


『バイク制作に関しまして詳しくお伝えいたします。現在所有のガレージ内に制作したいバイクを製作スペースのパネルで選択してバイクを制します。ポケバイから上限排気量は無制限で一台制作できるようになっています。経験を積むことによって3台まで製作可能になりますので頑張って経験を積んでください。』


何だこのスキル?っていうかスキルなのか?その前にバイクがもう一台制作できるって俺バイクは乗ったり整備はできるけど制作なんてできないぞ?とりあえずいじってみるか。俺はガレージの中をきょろきょろと見回すと、製作スペースが新しくできていた。タッチパネルでバイクの形を選んで排気量を設定して・・・あれ?これ凄いぞ?下手したらカブの形したモンスターマシーンとか逆に隼みたいな最速バイクなのに50CCくらいのものとか・・・わけわからないものができあがるな。これは考えて作らんとな。

あ、でもミアも乗ってみたいとかいうならスクーター作ってもいいかもな。そんなことを考えながらガレージとバイクを一度ストレージに戻して家に帰ることにした。ガレージの中にバイクを入れてそのままストレージに戻すこともできたんだけど、次にバイクを出すときにいちいちガレージを出さなきゃいけないから別々でストレージに入れた。


「ごめんごめん、ちょっとおそくなっちゃった。」


「大丈夫ですよ、ご飯も今できたところですよ。」


俺はミアに案内されて食堂のほうに案内されてテーブルをはさんで二人で座った。テーブルの上にはお米がある感激した、この世界に来て初めてのお米。一粒一粒が立っており輝きを放っている、お米から上がる湯気と鼻をくすぐる微かな香り、間違いなくお米だ。感動している俺を見てミアが一言小さな声でつぶやいた。


「なんか、新婚さんみたいですね。」


俺は米とミアを交互に見ながら思考が停止していたが、ミアの一言で現実に戻された。


「ちょ!ミア!」


「うふふ、冗談ですよ。」


ミアは俺に聞こえない声で『冗談でなくてもいいんですけどね。』とつぶやいていた。そんな幸せなひと時に店のドアがいきなり開いてエミリアが飛び込んできた。


「ケンゴ!ミア!大変なことになってしまった!」


衛兵姿ではなく私服姿で息を切らした彼女が血相を変えて飛び込んできたのだった。

お読みいただきありがとうございます。

気に入っていただけましたら、下にあります評価☆☆☆☆☆を付けていただけると嬉しいです。

ブックマークもよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ