表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

波の詩

腐色干悩

多大な自暴自棄

深夜テンション

衆道、或いは性的な表現を微量に含んでいる可能性

矛盾


等々が許せる方のみで、お願いします。

文句は....受け付けます


どうも、江戸銀です。


今回は物語でもなんでもなく、エッセイ(?)を書かせていただきます。エッセイやら愚痴やらはいつも別府さんに任せているのですが、今回は()()さんでは役不足と言いますかーーえぇ役不足です。


そんなわけで、色の題名をつけていながら色っぽくなく、エッセイの癖にノスタルジックでもなく、重厚でもなければ、爽快でもない。


無い無い尽くしの話ではありますが、多少のチープなコミカルならそれなりに含有されています。あとネガティブ要素も腐っているから大目にあります。マイナス成分は多めです。

生暖かい目で見ていただければ、幸いです。




さて、今回の議題はですね。


『腐』です。


腐。と言えば何を思い浮かべるでしょうかね?

腐った肉?ゾンビ映画?


物理的に腐ったものを思い浮かべるならば、そんな感じでしょうか。


しかし、此度この話においては否!否です!


腐っても題名に『色』とついているんですから、艶やかな表現はできなくとも、そういう事にまつわる話を書かねば、タイトル詐欺となってしまいます。

まるでこれまでタイトル詐欺なんてした事ないような口ぶりですが、そんなことは大した関係はありません。



私が言いたい【腐】はですね〜、男性同士のイチャコラの話のことです。



こんなのを題材として引き合いに出すと、マイノリティやコンプライアンスがどうたらこうたらとめんどくさいことになるのでしょうけど、私には関係ありません。そんな法の網に引っかからないほど小物ですから。魚釣り用の網にプランクトンは捕獲されないのです。


何故今回こんな話を書くことになったかと言いますと、最近友人関係が踏み込める仲になってきたんですが、如何せんそういったいわゆる性癖が合わないといいますか。


私は衆道モノが好きなゆえにそりの合う方がいないんです。例えば、修学旅行の夜的なムードになって「好きな子のタイプは?」みたいな話になったとしても、私一人だけ場違い感が半端ないんです。

ライクとラブが違うように、リスペクトの形をとる愛もまた表現しづらいというものです。

まぁでも、その乗りで答えないわけにはいかないじゃないですか。

なんて答えるのが正解なんでしょうね。優しい人?お金持ちな人?優しいアラブ人?


まぁ結局私はその場で茶化して笑いを取りに行ってしまうタイプなのであまり息苦しく悩む必要はないですが、それにしたって恋バナよりかは腐談義をしたいものですよ。


どんなに萌える小説や漫画を読んだってそれを歌えることさえできなければそれは拷問。虚しいものです。ジャンルは違えどいつの世も誰かと共通の趣味を話したくなるのは変わりません。ゆえに研究会があり、学会があるのですから。


しかし周りにそんな都合のいい人がいないわけで.....ていうか、ついこの間まで全然対人関係稀薄の一匹オオカミになっていたので話せる相手がいること自体に感謝せねばとは思うのですが....ジレンマ。


それでもめげずに貪欲に前を向いて歩いていきましょう。でなければ、隠れた仲間に出会えません。出会いなくして語らいなし。一生己の内側で尊いコールの嵐を巻き起こし、にやけないように顔を鉄皮面にするのはもう嫌なのです。どうにかして、同じ趣味の人間を引き当てねば....


ただこの場合の努力ってどの方向に向かって進めばいいんでしょう。梅田駅くらい迷います。




この調子で好きな人とかできるのでしょうか。人との関わることが恥ずかしくて目立てず、さしあたりのないことばかり口にする、まるでニュースキャスターかコメンテーター。腐れ縁とか、腐ってるくせにないですし、案外僕の身の回りって袖すりあうほどの縁しかないですし。


現実を直視できないから腐った話とか、メルヘンすぎるハードで偏屈な愛に逃げがちなんすかね。もうこのまま一生他人を気遣って、印象に残らないけど優しそうなあの人、みたいな立ち位置になって誰の気にも留められず消えていくんすかねぇ。


何がいけないんですかね、こちらはもう性別不問域っていうか、一方的に話せるアニマル的なのでも大歓迎と言いますか。死ぬまで奉仕させていただくつもりなんですけどね、あらゆる手段を使って甘やかしたい。三食作ってあげたいですし、掃除洗濯も、読み聞かせでも、甘やかせるのなら何でもしてあげたいんですけどね。


何と言いますか、ここまで対人スキルがないと逆に被害妄想スキルが高まってくるので、嫌われてるんじゃないかなぁって考えることの方が多くなるっす。

それでもいいので、せめてお役に立てればあるいはお邪魔にならなければいいなぁと。


全て代行して僕がいないともうあの頃の健全な生活に戻れなーいみたいな状態にしたいですね。でも、そんなこと起こりえるわけもないんですよ。


人間自堕落なはずなのにどこか自分から動いちゃうから、そういう甘やかしによる存在証明も許されなくなるわけで....かくして僕は月に飛んで行って腐向け衆道本を読み漁るのでした~。


あーぁ全人類尿路結石になって私に介護される看病本とかないかなぁ~。










評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 江戸銀様は、エッセイのバランス感覚が高いので、(レーティングの線引きや、これは出してはいけない部分の表現の仕方等)引っかかりなど無く、スルスルっと読めます。 今回の内容も、腐った話をした…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ