勇者アレが魔王アレをあれしてアレをあれする話
ここはアレ世界。
アレ世界のアレ王国がアレ帝国の魔王アレに侵攻され、アレ国民が悲しみと絶望に包まれた。
アレ城にいる国王アレは王国で密に育ててきた戦闘エキスパートを招集した、その名はアレ。
王座にふんぞり返っている国王アレがその名を呼ぶとアレがそこにいたかのように
王座の前に跪いた姿で現れた。
「よくきたアレ。」
「呼ばれた。日時指定無かった。ずっと待ってた。」
「侵攻後の対応で忙しかったのじゃ。」
「何用?」
「あなたには勇者になってもらうのじゃ!!!」
「ユウシャ?ユウシャなに?私コロス。殺し以外分からない。」
「魔王をやっつけるのじゃ。」
「やっつける。」
「これを手に戦うのじゃ!!!」
勇者アレは
あれなソード
あれなヘルム
あれなアーマー
200Gを手入れた
「ソードさびてる、ヘルム臭う、アーマー穴空いてる、200Gじゃご飯食べられない。」
勇者アレはピクルスを手に入れた。
「酸っぱいの食べられない」
「不満ならば反逆罪で死刑じゃ。」
「わかった。で、やっつける誰?魔王誰?」
「魔王アレじゃ。」
「ワタシがワタシやっつけられない。」
「オヌシでないのじゃ。」
勇者アレは剣を構えた。
「も、もちろん余のことでもないぞよ。」
勇者アレは剣を下した。
「魔王誰?」
「アレじゃよ」
「あれじゃわからない。」
「オヌシと余と同じ名前の別人じゃ。」
「理解」
「あと、魔王アレついて名前以外に何も情報は無いのじゃ」
「理解」
「魔王アレを殺す」
勇者アレの目が据わり、表情が険しくなる。そして
「アアアアアァああああああああ!!!!!!!!」
叫びながら姿を消した。
「教育は完璧じゃな。”殺す”と言う言葉にちゃんと反応しおる。」
国王アレはピクルスを取り出し食べながら呟く
「失敗しても代わりはおるしのう。」
下記ここから勇者アレが魔王アレをあれする前までの流れ。
勇者アレ、アレ草原にて魔術師アレと遭遇。魔術師アレがいつの間にか、アレにかかっていた賞金を狙い構えたのを見て勇者アレ、ピクルスで懐柔を目論むも失敗。アレがあれして、魔術師アレは仲間になる。
魔術師アレはあれの為魔王アレがアレ異世界にいる事を知っており、アレ達はアレに行く為に四つのアレをあれしに行く。 一つ目のアレはアレ山脈、二つ目のアレはアレ洞窟、三つ目のアレはアレ海の海底、四つ目のアレはアレ塔にあり、非常にあれであれだった。ちなみにアレを探してる時に盗賊アレに出会い下僕にした。 四つのアレをあれしたアレ達はアレに行き、あれを行い、アレにたどり着く。
その後大規模なあれを行い、アレを誘き寄せアレの居場所をあれさせた。
アレの居場所を知ったアレ達はアレ達を押しのけ電光石火でアレ魔城に侵入。魔王アレと対決した。
「フハハハハハハ!!ようこそ勇者達よ」
勇者達の先制攻撃!!
勇者アレはあれを使った。
魔術師アレはあれを唱えた。
盗賊アレはあれを盗んだ。
「やめろぉ!!俺に口上言わせろォ!!」
「それに何だそれ?」
「ピクルス。」
「勇者様なぜいつも初手でピクルスを差し出すのですか?」
「交渉の為。」
「それで成功したこと無いですよね?」
「魔王に頼み。」
「なんだ?」
「これで死ね。」
「ふざけるな。」
「ピクルス全部あげる。」
「ピクルス小出ししてたのかよ!!」
「何故最初から全部出さないのですか・・・」
「いらないから食べろ。」
「初手でピクルスを差し出す理由はそれでしたか・・・」
「貰おうか。」
「受け取るんですか!?」
魔王アレはピクルスを食べた。
魔王アレはどくになった。
「てめえ。」
「腐ってた。」
「貰った時から相当時間経ってますからね。」
「おい勇者。ブラジャー盗んだぜ!!!」
「な・・・なんだと///」
「不要。」
「私に下さい。」
「2000Gで売るぜ。」
「てめえらいいかげんしろ!!お前らぶっ殺す!!」
「言っちゃいましたね・・・」
「やべえぜ」
勇者アレの目が据わり、表情が険しくなる。そして
「アアアアアァああああああああ!!!!!!!!」
叫びながら魔王アレに突撃した。
その後の動きは誰も目視で捉えることはできなかった、魔王アレですら。
勇者アレが見えるようになった時には魔王アレはひき肉になっていた。
「終わった。」
「さてこの部屋物色するぜ。」
「帰りますか。」
「終わらねえよ。」
ひき肉のはずの魔王アレがそこにいた。五体満足でピンピンしている、全裸の女である。
「第二ラウンド開始だ。」
「お疲れ。」
「お疲れ様でした。」
「あばよ!!」
アレ達は帰ろうとしている。
「無視するな!!!俺と戦え!!!」
全裸アレが喚いたが、気にせず帰ってしまった。何故か?
勇者アレは一回”殺した”ので目的を果たしていると思っていたから。
魔術師アレは勇者アレにびびっていて、パーティーから早く外れたかったから。
盗賊アレはまともに戦える人じゃなかったから。
アレ達はそれぞれの故郷に帰った。 その後、あれしてから勇者アレはアレに呼び出されていた。
「よくやった勇者アレよ」
「はい」
「ごほうびの芋羊羹じゃ」
「わぁい」
「王国に返り討ちになった時にはまずかったが、これで俺の帝国も安泰じゃ。改めて礼を言うぞ。」
「別にいらない。ピクルスが嫌いだっただけ。」
勇者アレが魔王アレをあれ(協力)してアレ(国王)をあれ(殺害)する話 終