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化け物な15day

 何かの叫び声は続き、エンジン音も続く、それらが聞こえていたのは大きな倉庫がある工場の倉庫の方だ。入り口は正面と2階部分なのだが2階部分から潜入する。

 エンジン音に紛れているために外階段は金属なのだが反応した様子はない、そうしてなかに入り込む。


「なんの工場かしら」

「なんだろう」


 倉庫のようなものの建物は2階建てなのだが2階部分は観客席のように壁に突き出た床と手すりのみで、そこら辺にパイプ椅子が転がっている。そして下には。


「食べ物あるかな」

「あなたがいったことに間違いないよ、ね」

「うん」


 血と死体、そして悲鳴をあげる囮にチェーンソーを持った塊、正確に言うと人型にあるったけの金属の防具のようなものを着けていた。囮は拳銃を持っているのだが弾切れなのかもはや叫ぶことしかできていない。だからリュックを下ろし、伏せてライフルを用意し。


「菜々美マガジンを」

「うん」


 スコープを覗く。手の震えはとれてないので、覗きこんだ先も揺れる。だがスコープにはその後頭部が大きく映し出されている、外しようがない。


「紗枝ショットガン」

「うん」


 引き金を引く。

     バン

            カン


「えっ」


 ライフルって金属ぐらいなら撃ち抜けるんじゃないかという思いが頭をよぎる。それはこちらを向く。


「くそっ」

「あなた」


 引く。引く。引く。そのどれもが弾かれる。正面から見たそれは鉄の溶接用の面をつけた化け物だ。弾が切れる。


「次っ」

「うん」


 マガジンを抜き、菜々美から新しいを受け取り差し込む。そいつは知性があるのかそもそも人間なのか、歩みは遅いが階段を目指している。


「くそっ」


 足を狙う。 弾かれる。囮は腰が抜けて動けないのか逃げる様子がないのが救いだ、助けた礼で食い物を要求しよう。だがそれも。立ち上がり階段から離れる、ライフルでは撃ち抜けないなら。


「菜々美ママの援護してやってくれ」

「うん、けどパパは」

「囮になる」


 マガジンは残り3本、合計90発。拳銃の弾がマガジン5本合計65発。これで食料を得られなかったら終わりだなと思いながら、化け物にライフルを構えを変え向け直す。

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