宗教的を通り越して宗教な12d ay
公民館をうろつくのだがどこもかしこも辛気臭い人だらけだ。それ以外の人がいないか一部屋一部屋覗いていく。
「あなたまた」
「だな」
部屋を覗くと椅子に座らされたゾンビとそれを取り囲む人々。
「神よ私たちをお救いください」
「神よ」
「おおぉ」
頭がおかしいんじゃないのか、見ていてそう思う。いったいこいつらはなんなのだろうが。銃声も響いただろうし、悲鳴も聞こえたはずなのだが、騒ぐことなくゾンビに祈りを捧げている。
「あなた早く出ようよ」
「そうだけどさ」
紗枝の言いたいこともわかるが、目的も達していないのに出るわけにはいかない。それは食料を得るという紗枝のためになるので今だけは我慢してもらわないと。
「はぁ捕まるなよ」
そう呟くと角から急に人が、身構えるがそれはこっちを見ていない。まるで地に足がついていないかのような。それはうわ言のようになにかを呟いている。が聞き取れない。
「あなたもしかしたら、これ麻薬かも」
「麻薬か」
もはやこの施設はなんなのだろうか、もうさっさと帰りたい。部屋を覗くが、この辺りになるともはや言葉に意味をなさず、ゾンビとゾンビのように騒ぐ生き物がいるだけだ。とそんなことをしている内にわずかだが人らしき声を拾う。ついでに人を殴る音。なんだろうか。その部屋へと近づく。部屋の外には拷問室の文字。中からはやはり殴る音が大きくなる。中を確認すると。
「だれ」
「はい敵」
知らない男が出てきたので頭を撃ち抜くそして中には。
「ぃのゥェ、なのか」
「あっうん助けにきた」
「なら、もう少し奥まで行け、そこにごほごほ」
「あっうん」
と言うわけなので、更に奥へと進んでいった




