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外の人たち22day

 8人のスーツ姿の男女がU字のテーブルに座り、1つの映像を見る。


「くそっ我軍の精鋭たちが」

「これで生き残ってるのは、あなたのところだけよねミス」

「ええ」


 我々はひとつの困難に対し、それぞれ独自の対応策を講じてきたがそのほぼすべてが失敗に終わり、唯一残った1つとも連絡を取るのは困難になってしまっている。


「それでどうでしょうミス、あなたの部隊をこちらの支援に当てては」

「それは断ります、あなた方はあなた方独自でやると言われたので無理を承知で押し通したのです、それが自分達が不利になったら協力しましょうなんて言われてできるでしょうか」


 とはまあ口では言うが、水面下では様々なやり取りが行われている。税の優遇や経済介入への見逃し、工作員の情報、そしてそれぞれが得た情報の提示。それだけ、首謀者である昴隼人には価値があるのだ。


「そうですか」

「ならばいっそ焼いてしまえば」

「あそこにはあなたの国の市民だっていますし、他の国の市民だっています。それをあなたの権限で殺すと」

「さすがにそれは看過できないな」


 見えないところでの殺し合いは続く。


「それで次はあなたのところですがどうしますか」

「決めた通りに我々だけで動くさ」


 とそこに部下が駆け寄る。


「情報の価値次第では、例の問題こちら優位で確定してくれるそうです」


 そのまま去る、この事件に関してはすべての国が手を出し合い報道規制を敷いているので、何をやっても揉み消せるが、表に出ている問題を処理できれば、国民の受けがいいだろう。手元にある個別の資料、FOX部隊からの情報を吟味する。こちらからは送れないが向こうからは少しばかり情報が来るのだ。彼らはまだ戦っている。時には見捨てるべき判断をする必要があるのかもしれないが、恩を売りながら支援させればいい。なので部下を呼び耳打ちする。


「狐より発電所を目指せ」

「わかりました」


 部下を下げる、すると25日目に突入する国の代表の所に人が向かい、耳打ちをする。それを聞くとその男は立ち上がり。


「それでは私は準備がありますので」


 そう言って立ち去った。これで後は狐たちに期待するばかりである。狐たちがいなくとも、例の事件のまとめ役である石井という男がいるはずだ、会ったことはないが優秀なのだろう。ならばそれほど悪く扱われないだろう。そんなことを考えながら、私の戦場へ思考を戻した。







 朝起きる。今日ははしごを上る音で目が覚めた。


「あなた狐たちみたい」

「あっそう」


 近隣住民らしい、ならば仕方ない。本来なら階段を使えば静かなのだろうが、こればっかりは仕方がない。お互い様なのだ。まあそんなわけだが目を覚ましてしまったらもう一眠りしようと思うのだが何となく眠くない。ならば起きてしまえばいいと活動を開始した。

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