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華と紅蓮  作者: 白木
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変化

 内山が最近腰を悪くして通う市内の病院で、山川の近所の者から聞いた話だと言う事だ。山川から直接事情を聞いていた美里は驚きはしなかったが、肉親を亡くす山川の気持ちを思うと、目頭が熱くなった。

 その電話を置いた直後に、又電話が鳴った。瀬山からだった。又喫茶店で話でもしないかと言う誘いであった。美里は支度すると出かけて行った。


「よう、暑いね」


 瀬山が言うと、


「ええ」


 美里の返事は重かった。


「どうしたの?気分でも悪いの?」


 瀬山が、美里の顔を覗き込む。


「別に、そんなんじゃないけど・・」


 美里の顔色も、やはり良く無かった。


「あのさあ・・俺今秋は、60羽位スタート出来そうなんだ」


 嬉しそうに瀬山が言う。


「まあ・・凄く多いわね、何で?」

「あれからさあ、又若槻さんの所から3番導入して、仮母も使ったんだよ」

「ふうん・・頑張ってるのね、瀬山君」

「ああ、今秋は700キロ、800キロ合同レースもあるから、余計さ。君は?」

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