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華と紅蓮  作者: 白木
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変化

「ああ、もうしばらくしたら葉山君もこっちに来るよ。花ちゃんが来てるからって言ったら、自分もお邪魔しますと言ってた」

「わあ・・少し恐いです」

「ふふ。葉山君の話を聞いたら、凄く参考になるよ。私が今から説明する事にも共通するからね」


 川中が分厚い過去の600キロレース以降の競翔記録、天候、分速、総合順位等を説明しながら細かく分析した自分の日記と共に美里に見せながら、話し始めた。


「・・と言う訳で合同レースに於いては、誠に不利な地理条件と言える。特にこの帰還コースの200キロ地点の山は、近隣2連合会からすればほぼ直線にあたるが、香山連合会の場合大きく迂回しなけらばならない。それだけ厳しいんだよ」

「・・初めて知りました。・・でも、昨年、今年と葉山鳩舎が地区Nレースで上位に。それに今年は瀬山さんも」

「葉山君がもう少ししたら来るから聞けば良い。今年のような高分速レースでも上位に食い込んだと言う事は、10年掛かりで、改良を重ねて来た葉山シオン系が確率されつつあるからだろう。特に今年の場合だと総合一桁に匹敵するTOP集団に間違いなく居るだろうから」

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