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華と紅蓮  作者: 白木
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変化

「私、3羽の兄弟鳩を見ながら思ったんです。紅竜号は疲れた様子も余り見せずこれまでの競翔に帰還していますが、他の兄弟鳩についてはもう無理なのかな?と判断しました。むしろ、今まで良く戻って来たなと感じました」


 この日の川中会長宅訪問での会話は、美里の競翔人生に大きな影響を与える事となる。それは周囲の様々な動きもあって、そんな時期とも符号していた。


「実際の所、わしも競翔に参加して見て・・見なきゃ分からない事も多い。それは、我々も含めて圧倒的な競翔家達の姿だよ。それは我々が辿って来た道であり、これからも辿る道だ。皆自問自答しながら競翔をやってるんだ」


 川中はそう言って目を細めた。鳩を飼う・・競翔鳩を飼う・・そして競翔と言うものを知り、その怖さも知る。前者のように単に鳩を飼う目的ならば、観賞したり愛玩したりすれば良いだろう。しかし、後者の競翔鳩を飼うと言う事は、競翔鳩の歴史をまず知り、競翔と言うものの本質を知るべきだ。鳩を愛玩、観賞したりしたいだけなら、競翔などしない事だ。競翔によって一握りの鳩は栄冠を受けるかも知れないが、失われる命も含めて競翔家と言うものは、もっと研究し、己を高めなければならない・飼育者には、それだけの責任がのしかかっていると言う事だ。美里は答えた。

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