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華と紅蓮  作者: 白木
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変化

 先ほどの話に戻ろう。香山連合会は弱小ではあるが、決してレベルが低いのでは無い事は申し述べて置きたい。葉山が井の中の蛙なのでは無い事も明確にして置きたい。

 この香山連合会の位置する地形は、比較的平野部と申し上げているが、周囲を眺めれば四方を山に囲まれた所である。大きな意味で、盆地と言える。300キロレースまでは比較的平野の帰還コースを鳩は辿る為に分速も出るが、400キロレースを境にして、極端に分速が落ちるレースが続く。狭い日本の地形、様々な条件の中で、その土地々に合った競翔鳩が居る。それは必然的な優性の法則である。諸外国で活躍したからと言って、この日本のどこでも通じる血統はあり得ないし、競翔鳩の歴史そのものが短く、血統そのものの定義すら脆弱に過ぎない。

 香山連合会は、必然的に少数羽数の参加鳩数を持って、次第に距離を延ばす競翔につれ、参加費用が各人に重くのしかかって来る。競翔鳩全てが長距離ランナーでは無いのだし、当日帰還のはらはらするような競翔を良しとする者も多い。だとすれば、いかに少数羽数の参加で持って、連合会として、鳩競翔を楽しもうかと言う流れが出来ても、不自然な事では無い。

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