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華と紅蓮  作者: 白木
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競翔

「やっぱりなあ・・あの一羽は兄弟鳩の中では小さかったが、全体のバランスが凄く良かった。余程血統が合ったんだろう。その交配が今年も良いとは限らんが・・うん。それ程交配は難しいもんなんだ」


 伯父の話は参考になる。流石にベテラン競翔家らしい言葉だ。ついでに、磯川氏の事も聞いて見る事にした美里だった。


「ほう!そんな繋がりがあるのか。なる程なあ・・確かに浦部君も言うとった。*磯川氏はカミソリのような鋭い人物だと言う事を。ぶっきらぼうな言い方をするが、彼は根拠の無い判断をする男では決して無い。そうだ・・川上氏を深く尊敬している。それは、*香月博士、*佐野、*浦部・・皆そうだよ。とてつも無く大きい人物なんだ、川上氏ってのは」


 納得して伯父の話を聞いた美里だった。

 この日、桐生へ結婚式出席を理由に、断りの電話を入れた美里だった。非常に残念がっていた桐生だが、彼女自身が目指す活動から撤退して行く、この頃が境界であったのでは無いだろうか。

 一般300キロ優勝は山川だった。1、2、3、7、8、10位に入賞。4位に葉山、9位に脇が。

 かなり遅くなって、この夜内山から美里に電話が入った。それは信じられない結果報告だった。


*白い雲 隻眼の竜他

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