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華と紅蓮  作者: 白木
172/361

競翔

「2位が瀬山鳩舎分速1247.032メートル。3から6位、葉山鳩舎、7位瀬山鳩舎、8位、9位葉山鳩舎、10位花川鳩舎です」


 おお!再び美里に拍手が沸いた。たった8羽の参加で、2羽入賞に対する拍手と、ここまで殆どぱっとしない成績の、「名前だけの銘鳩」と、揶揄の声も聞こえていた紅竜号初入賞に対する拍手でもあった。そしてこの入賞は、堂々たるものでもあり、その分も拍手には加味されていたようだ。

 そして、そのまま3人が加わって座談会が始まったが、瀬山は発表後すぐ退室していた。

 この200キロレースに対する見解を内山が述べていた。


「・・・と言う訳でな、過去の200キロの経験もあって、わしは冒険をしたくなかったので、今回の参加は見合わせた。どう思う?皆は。今日のレースを」


 川中が答えた。


「先頭集団と、当日帰舎の時間差が余りにばらばらで、やはり強風の影響が大でしょうね」


 葉山が肯定した。

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