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華と紅蓮  作者: 白木
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競翔

「えー、それでは、Jrの方から発表します。打刻は7羽です。以下ありません」


 余りに少ない打刻に嘆息が洩れた。それなら夕方帰舎、打刻しても10位内に入賞出来た筈。川中会長が少し厳しい顔で言った。


「少し苦言を呈するようだが、帰舎が早い、遅いとかでは無く、10位内入賞の可能性が無いから打刻しないと言うんじゃなく、もっともっと打刻が欲しかったな、学生諸君」


 川中会長は、せっかくの競翔。会員の大勢に賞を授与したかったのである。学生達は少しうな垂れた。


「じゃ、発表する。優勝が田辺君で、4位まで。5位が林君、6位が江原君、7位が林君。以下無し」

「じゃあ、続いて一般の発表です。打刻はこれも少なく24羽です。優勝が花川鳩舎で、これは分速1346.976メートルでダントツに早いタイムです」


 おお!拍手が沸いた。

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