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華と紅蓮  作者: 白木
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競翔

「あ・・それはまだ言えないの。親は預かり鳩だから」

「へえ・・そうなんだ。でも・・なんだかヤマさんと同じ台詞だね」


 言外には、この前のわだかまりがあるのか、少し皮肉っぽく聞こえた。


「ヤマさんは今春の1000キロに記録鳩が出たら、公表するって言ってたわ」

「ま・・俺にとっては、他鳩舎がどんな血統を入れようが興味は無いんだけどさ」


 少し瀬山の言葉にぎすぎすしたものを感じた美里は、


「じゃ・・引き止めて御免なさい、私、今から放鳩訓練に行くから」


 美里はそう言って瀬山と別れて放鳩訓練に向かった。

 そして、合同訓練の初日を迎えて、殆どの会員が姿を見せていた。

 取り分け山川の鳩に会員の関心が高いのか、かなりの人数が集まっていた。美里は何時ものように、その輪から少し離れて、内山と談笑している。

 その帰りであった。瀬山から声をかけられた美里だった。食事をしないかと言う誘いであったが、断った。

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