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華と紅蓮  作者: 白木
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競翔

「あのなあ・・」


 川中が少し表情を変えて言いかけた所に、山川が、


「・・・君は変ったなあ・・いつからそんな競翔をするようになった?」


 山川が瀬山の顔をじっと見た。


「気付いただけですよ。競翔は一等を取る。それが一番分かり易くてシンプルな考えです」

「分かった・・。君の思うようにやったら良いよ。でも、その考えはきっと間違いだったと気付く時が来る・・俺はそう思う」


 瀬山が憮然としながら、その場から離れた。


「ヤマさん・・」


 美里が山川に声を掛けた。


「あ、花ちゃん」


 川中が2人を手招きした。周囲がまだざわざわとなって居た。百論が噴出するであろう、それぞれの競翔に対する考えはある。しかし、経験も少ない者が理想を唱えられる程、競翔とは甘く無い。奥が浅いものでは無い。川中が2人にそう話した・・。

 しかし、学生競翔家の中には、瀬山の意見を支持する者も少なくは無かった。

 弓川と言う、大学1年生の長髪の男もその一人だった。

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