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華と紅蓮  作者: 白木
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競翔

「駄目とは言って無いよ。でも、これまで100キロ、200キロ、300キロ、400キロ(このレースは2コース同時開催)と1週間ずつ連続開催されて、君の鳩舎は全てここまでどの鳩も全距離参加だ。今聞けば、この500キロ郵政杯と、ダービーの両方に又全鳩参加するらしいじゃないか」

「そうですよ。だから、その後、600キロに参加するか、700キロ地区Nに行くか、今秋は800キロ、900キロまである訳ですから、選択肢が出来るじゃないですか、ここで」

「鳩にとっては、毎週連続開催だろう、きついじゃないかと言ってるんだ」

「確かにきついかも知れませんよ、日程的には。でも秋は若駒ばかり。ヤマさんの言うように、400キロから700キロにジャンプ、或いは500キロから800キロにジャンプするにしても、経験鳩じゃ無いんですから、実力なんて未知数でしょう。この100、200、300、400、500、500キロ参加で、ある程度その見極めが付く筈です」

「じゃあ聞くが、瀬山君は、自鳩舎の鳩は全て長距離を目指すつもりなのか?」


 瀬山が憮然として答える。

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