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華と紅蓮  作者: 白木
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オモト

「あの人は競翔連合会でも中堅で、特に熱心な競翔家かも知れないわ。でも、世の中には凄い競翔家が拓さん居るの。現に香山連合会でも葉山さんと言う強豪が居るわ」

「葉山って歯科医の先生だね」

「そう、パパもお世話になってる人」


 続けて、美里が言う。


「そんな人を差し置いて、私がやっとの思いで*東神原市の日下部ペットショップに何度も行って、交渉して手に入れたオペル系の*ダブルBの孫鳩、紅子の母鳩を見て、(この血統はこの地には向かない)って言うの。たかが一地方の田舎競翔家の分際で、何が分かると言うのよ」


 言う程興奮する美里に、哲茂も苦笑いしながら、


「パパは鳩の事はちっとも分からないが、つまり否定された事が美里にとって心外だった訳だ。彼が気を遣って持参した鉢植えと言い、その鳩の血統の事と言い」

*白い雲

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