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華と紅蓮  作者: 白木
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演奏会

「前島さんがね、帰り際、是非花川さんとバイオリンで共演したいと仰ったのよ。松尾会を通じての話だから、ただちに花川さんを今すぐ除名って事は出来ないじゃない」

「・・分かりました」


 納得はしてない顔だが、咲川がそこで話は納めた。美里の台頭を快く思っていない彼女にとっては、今回の演奏は美里を勢いづけてしまった。そして容易に美里を排斥出来ない事となった。

 しかし、美里の心はとっくに松尾会から離れている。発表会など桐生も言った通り、どこでも、出来る筈だ。今日の演奏で、新たな自信が生まれた気がした。

 伯父夫婦達と父と一緒に楽しく予約してあるレストランで、過ごした美里には、やはり今回の演奏が自信を与えたようで、明るい表情であった。

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