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華と紅蓮  作者: 白木
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演奏会

 多くは語らず、山川が会場外へ。

 松尾の部屋に入る前に、美里はふいに桐生に呼び止められた。手招きされて、少し離れた空き部屋に2人が入る。


「桐生さん、午前中は済みませんでした。演目変更して頂いて」

「そんなの、ちっとも構わないわよ。去年まで、演目なんて自由だったのに、今回は前島さんをお呼びした手前もあるじゃない?先生の見栄よ。それより、素晴らしかったわ。花川さん、今日は」


 桐生も、松尾門下生の幹事師範である。しかし、咲川と対立していたように、松尾会では浮いた存在だった。それは、花川もそうだ。


「有難う御座います」

「それよりね、私、松尾会を脱会する事にしたわ。今回が最後」

「えっ!」


 美里が少し驚いた。

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