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変化
段取りが松尾自身に告げられ、美里はそれに従うだけだった。そして、次には発表会の演目の確認だ。
「はい、内山さんの所のおもちゃのマーチはそのままで結構よ。次に原田さん・・悪いけど・・この演目は、桐生さんの所の生徒さんとダブっているので、別の演目にならないかしら?」
美里はその言葉に少し困惑した。
「あの・・昨年までは、演目がダブっていてもそのままでした」
「今年はね、出来るだけ曲がダブらないようにしたいと思ってるの」
「はい。でも・・もう発表会まで1ヶ月を切ってますし、小学3年生の原田さんには、今からだと他の演目は難しいのですが・・」
「あら・・それじゃあ、仕方が無いわねえ・・じゃ、桐生さんの所の生徒さんの演目を変更して貰えるように頼んで見るわ」
「済みません・・」
美里が言うと、
「良いのよ。でも、花川さん。発表会では1つの演目と決めて練習するんじゃ無くて、普段から2曲、3曲とその子がマスター出来ている曲の中から選ぶように今後はしたら良いと思うわね」
「はい・・今後はそうします」




