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ナンパですか?...いいえ、ただの同行です!!
ナンパじゃないです(笑)
「あれ?きかない?」
「んなハズないっしょ?♪」
こいつら何者なんだ...?
銃刀法違反にも引っかからないなんて...
んー・・・??
パーカー男は
白いパーカーに青いジーパン。
髪が茶髪で右耳に紅いピアスをつけている。
見た目は中3みたいだ。
イカれた男は
普通に長袖Tシャツに黒っぽいジーパン。
それに茶髪。
見た目は高3っぽい...?
「優貴斗くん...だっけ?」
「は、はい。」
何だ?何かされるのか!?
「キミ、何者?」
冷たい顔をしたイカれた男が
目の前にいた。
さっきまでは
数メートル離れていたのに...。
俺は息をのむ。
「俺は...普通の...人間...です...。」
掠れた声で
必死に口から絞り出す。
なんだ...?
この圧倒されるような
威圧感。
さっきまではなかったのに...。
「へぇ。それにしては...
特殊な体質だね。」
イカれた男は
俺を感心したように見つめる。
「よし、俺と
同行してもらおうか。」
「はい?」
なんで俺は
同行させられるんでしょうか??
遅くなりましたっ