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Blood killer  作者: 遊生
第5章 時には笑顔を。時には苦しみを。
22/28

大丈夫ですか?...いえ、疲れました。




お久しぶりです。笑


やっと更新です。笑









黒い靄みたいなのが俺に纏わりつく。



「な、何だよ、これ!」



頭の中にさっきの妖魔がやられてる映像が

鮮明に流れてくる。



「あ...あ...。」



妖魔がこちらに振り向く。



え...こんな展開じゃなかった...はずだ...。



「うわあぁぁぁぁぁ!!」



妖魔が襲ってくる。



「やめろ...やめてくれ...!!」








「近づくな!!」








その瞬間黒い靄みたいなのは消え、

頭に流れ込む妖魔の映像はなくなった。







「え............?」






状況が呑み込めない。






「おつかれさま。」


「あ、スキアさん...。」





な、んだったんだ...?

夢?...にしてはリアルすぎた。




「さっきのは僕の技だよ。」


「さっき...って...。」


「そう、映像。」




...あれが技...?



「僕の技は影を操ることだって言ったよね?」


「はい。」


「でも、それだけじゃなく、

相手のトラウマや、こわいものを

映像にして加工出来るんだよ。」


「あ...。」



だからさっき展開が違ったんだ...。



「人のトラウマなどは

自分にとって闇のようなもので...影になりやすい。」


「はぁ...。」




ちょっとわけわかんないけど。




「ま、一応技使えてよかったね。」




にっこりと微笑む。




「技...って...?」


「え、気づいてなかったの?」


「え、はい?」




俺なんかやったの?




「映像、なくなったでしょ?」


「あぁはい。」


「あれ、弾いたのはリヤンの技。」


「え...?」




あれだけ...?




「消去化したでしょ?

それが能力。多分、思いが強くなれば

使えるようだね。」


「え、でもグラスのときは...。」


「確かに...使えてたね。

多分、変態っていうのにかなりの抵抗があったか

言われたくなかったから消去化されたのかもね。」



「へー・・・。」





「ま、ともかくおつかれ。

ちょっとここで休んでてね。」



「あ、はーい。」





「ふぅ...。」



息を漏らす。



「疲れた...。」




本当に疲れた。



俺、やっていけるのかな...。










どうでしたかー?

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