いつか笑いあいたい、仲間と。
題名が真面目(笑)
「あぁあぁぁあああぁああぁぁぁぁぁあああ!!!」
呻き。
それは苦しみから助けてっていってるようにも
聞こえなくもない。
でも...。
「死ね♪」
発砲の音が耳に響く。
「風よ。かまいたちよ。今呼び起こせ!!
風よ!刃となり形を示せ!風の剣!!」
風が剣の形になり鋭く妖魔...に
向かっていく。
2人は手加減しない。
ただただひたすらに
狙い続けているんだ。
「ああああああぁぁぁぁあああぁああぁああぁ!」
俺の目の前にいるスーツの男は
最早原形なんてなかった。
人の形をしているのに頭には血しかみえない。
顔の形がなくなった顔。
まるでゾンビにみえてくる。
「まだ死ねない?♪
ははっ♪...死ねよ...?♪」
3発を軽々しく放つ。
アルムの表情は俺が前見た目が笑ってない
口だけが笑いに満ちている殺気に溢れた歪んだ笑み。
「まだ死なないの?♪
あはっ☆いい加減さ死ねっつの♪」
舌なめずりして胸から長い刀を取り出す。
「シーネ♪」
ザシュという音と共に鮮血が飛び散る。
それと同時にぐしゃと音をたて崩れてゆく妖魔を
俺はただ見つめるしかできなかった。
「あーあ、やっと死んだ♪」
殺気が消えて明るい声を出す。
「ア...ルム...?」
「どーしたの?♪そんな真っ青な顔して震えてさ♪」
「え.....?」
自分の足をみてみると
立っていることがありえないくらいに
震えてた。
「こわかった?♪」
「あ...。」
「普通こわいだろ。」
「そーぅ?♪」
「そうだっつの。」
俺を置いて2人は話しだす。
...俺、やっていけんのかな。
「ほら行くよ♪リヤン♪」
「ほら行くぜ?リヤン。」
2人は振り向いて俺を呼ぶ。
...でも無理かもしれないけど
こんな人々と笑いあえたらいいよな。
いつかきっと。
バトル...えぐかったのでありますか?笑
でも今回は真面目の回ですかね(笑)