人ではない何者か。...それって不審者じゃね?違います。
かなり遅くなりすみませんorz
バトルです~
「え!?何これ!?」
「空♪」
「そんなの分かってるよ!」
俺の目の前には曇り一つもない青い空がある。
「さて、着いたか。」
「え、早くね?」
「あは♪移動が風だしね♪」
「そういうもん?」
「そういうもの♪」
アルムはにこやかに返事する。
「ほれ、降りろ。」
「うーい♪」
「あぁ。」
傍から見たら気球のようなものから降りる。
「ここだね♪」
「だな。」
そういって二人は目つきを変える。
アルムはペロッと舌舐めずりをしてから
ずるりと銃と刀を取り出す。
フェオンは「風よ。かまいたちよ。今呼び起こせ!!」
と空を見上げながら大声で風を召喚する。
「リヤンはそこにいてて♪」
「リヤンはそこにいろっ!!」
2人は同じようなことを言う。
俺だけ仲間外れですかぁー?
ってか何もいなくないか?
何と戦う気なんだ?
妖魔だっけ?
んー何にもいなくない?
「あのーここってどこですかねー?」
「えっ!?」
急に背後から気配なく現れる。
あ...人かー・・・。
「ここ...はどこかは俺にもちょっとわかんないんで
あの2人に聞いてもらえますか?」
「2人...?」
スーツを着た20代くらいの男性は首を傾げる。
「誰もいませんよ?」
「え?」
そんなはずは...っと思い見てみるといない。
「どこに...。」
「風よ!刃となり形を示せ!風の剣!」
上から大声が降ってくる。
「えっ!?」
「リヤンはこっち♪」
ぐいっと引っ張られる。
ドーンと地響きが足に伝わる。
「あ!男の人!!」
「あぁ大丈夫♪」
「え?」
「あああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
煙の中から叫び声が聞こえた。
「え!何!?」
「あーあー覚醒しちゃった♪」
煙が消えた先にはさっき道を聞いてきた
スーツを着た"何か"がいた。
「...何だよ、あれ...。」
俺は絶句する。
「あれが妖魔だよ...♪」
妖魔...?
さっきの人...が...?
「さっきの道を聞いてきた人は妖魔だよ♪」
「そんな...。」
人なのにあれは人じゃない...?
何なんだよそれ...。
どーいう意味なんだよ...。
もう意味わかんねぇよ...!
どうでしたか?
私は基本人間不信なので妖魔が覚醒しても
「おぉー」としか思わないかな(笑)
笑顔で嘘つく人間もこの世にはいますので(笑)