改めて、よろしく。...したくない。
遅くなりましたっ!
「リヤンっていうんだなー。」
のんびりとしたトーンで
フェオンは言う。
「よろしく、リヤン♪」
アルムは軽く言う。
「リヤン、改めてよろしくね?」
スキアさんは穏やかな口調で言う。
「...え。」
当然俺は戸惑いますけど!?
いやいや、え!?
「俺なんで!?」
「いえ、私達Bloodkillerのことも
ばれてますし、丁度能力持ちらしいので。」
燕尾服の管理人はさらっと言うけど
俺には呑み込めない。
「俺、人間だよ!?」
「半分人間ではなくなりますよ。...もうすぐしたら。」
「は...?」
もうすぐしたらって...。
「No.9フォニパロン、B.Wに来てください。」
なんか今英語的なものが聞こえたんだけど...?
「B.Wはここ俺たちがいる居場所の名前だよ♪」
「へー・・・。ここB.Wっていうんだな。」
「まぁ正式な名前は"Bloodkiller.whereabouts♪
殺し屋の居場所って意味♪」
「へ、へぇー・・・。」
汗が流れ出るのは気のせいか...??
「"来ました"」
俺が焦っていると
目の前から"来ました"とかいた
スケッチブックがある。
いや俺の前ににゅってでてきた。
「?」
俺の頭には疑問符が浮かぶ。
「あ、フォニパロン。」
「フォ...??」
長いな...。
ぱっとスケッチブックが横にずれる。
そこにみえたのは
マスクを身に付けた無表情の
おかっぱヘアのちびっ子だった。
なんかまた登場です(笑)