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新しいメンバーです!...俺は違うと願いたいです。
はっはっは(笑)
遅くなりましたっ!
「君はNo.0になってもらいます。」
そう告げたのは
見知らぬ燕尾服を着た男だった。
「.......は?」
「だから、BloodkillerのNo.0として加入してもらいます。」
...ん?
聞こえないなぁー。
聞こえた事実から少しばかり
現実逃避する。
「やっぱりきたかー♪」
「はい。当たり前です。」
アルムはまるで先の出来事が予測できてたかのように
燕尾服の男に話しかける。
「...誰この人?」
「ここの隠れ蓑の管理人みたいなもの♪」
管理人がいるのかよ...。
「はじめまして。御月優貴斗様。
いえ、No.0リヤン様。」
リヤン...?
「リヤンって誰のことですかね...?」
なんだか嫌な予感がよぎる...のは
気のせいか...?
「何を仰っているのですか。
No.0リヤンは貴方、御月優貴斗様のことですよ?」
平然とありえない事実を驚きもせずはっきりと告げる。
「んなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
俺は名前を塗り替えられるんですかぁぁぁぁぁ!?
いやぁ~はっはっは(笑)
塗り替えられるかもね(笑)