着物少女現れた!?...いえ、少女では...。
遅くなりましたっ!!
「ま、そんなわけで。」
「はぁ...。」
いまいち納得できない。
「あ、それとここにいる3人だけだけど
能力を見せとくよ。そのほうが信じられるでしょ?」
「あ、はい。」
なんて親切なスキアさん...((泣
...信じたくないけど。
「んじゃ、俺から♪」
アルムはペロッと舌舐めずりをする。
「よっと...。」
「!?」
俺は驚愕した。
...何故身体から銃が...?
いや正確に言うと胸らへんから銃が...。
「俺はNo.1アルム、武器使いだよ♪」
「使いって...一体化してんじゃん!!」
「あぁ、うん♪そーだよ♪」
軽く言うけど普通ではありえない光景だ。
「俺の能力は武器を取り込み一体化させ自由に操ること☆」
おちゃめにいわれても...。
「じゃ次は俺な。」
フェオンは「よしっ」と気合をいれる。
「風よ。かまいたちよ。今呼び起こせ!!」
そう言いながら手を上に掲げると
フェオンの周りは風で纏われる。
「俺、No.4フェオンは能力は風使い。」
「風かー・・・。」
「風よ、纏い消え失せろ。」
そういうと風はふっと消えていった。
呪文があるんだー・・・。
「じゃ最後は僕で。」
スキアさんは黒いマントで顔が隠されるのだが...
ってなんじゃこりゃー!!!!!
きっと俺の顔はムンクの叫びのようになっているだろう。
イ...イケメンすぎる...。
「...ん...?どうかした...?」
「あ、いえ...。」
何だろう。
男として負けた気がする...。
考えたらアルムもフェオンもイケメンだ...。
俺だけ!?俺だけなの!?こんなにも敗北感を感じるのは!!
「さぁ、いでよ。俺の守護。」
そう静かに言い放ってすぐに
スキアさんの周りには影が現れる。
か、影...???
「形となり目の前に現れろ。」
そういうと影がむくむくと...って、え!?
「り、立体化してる!?」
「うん。僕、No.12スキアは影使い。」
「影...。」
ある意味無敵じゃん...。
「こんなとこかな...?」
スキアさんは静かに「消えろ、守護。」
と言ってまたマントを被る。
「何の話ですの...?」
後ろから凛とした声がきこえる。
振り向くとそこには
...着物少女がいた...。
ってはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
何故急に和風な少女がぁぁぁぁぁ!?
なんかまたでてきました(笑)