↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/76

51、うんこコンピュータ

 あるところに科学者がいた。彼はうんこを研究していた。

 科学者は美少女に聞いた。

「きみのうんこに対する感情を教えてくれ」

「くさい。汚い。見たくない」

「しかし、うんこを征するものは生態系を征するとは思わないか。うんこの排泄の原理を制御して、排泄物コンピュータを作るのがわたしの長年の夢であり構想なのだ」

「排泄物コンピュータ? どうやって作るの」

「それは、例えば、うんこを排泄するを1として、うんこを食べるを0とした二進法によって計算機とするとか」

「本当にそんなことできるの」

「うーむ、正直にいうと難航している。だが、うんこを出す食べるの二進法ではなく、アミノ酸二十種類の二十進法で計算機を設計すればできるかもしれない」

「無理だよ」

「だが、生態系がうんこを食べて成立しているのは疑いがないだろう」

「それ、ちがうよ。まちがった知識だよ。生態系はうんこを食べて生きているんじゃないよ。死体を食べて生きているんだよ」

「なんだと!」

「おじさん、そんなことも知らなかったの? うんこの成分は、60%が水。5%は食べ物の食べ残し。だけど、20%は腸壁細胞の死骸。15%は腸内細菌の死骸なのよ」

「なんだと。それでは、うんこコンピュータを開発して生態系を作るわたしの夢は実現しないではないか」

「残念だったね、おじさん」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。