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最終章:二つの絆と「私」の居場所
その後...
事務所5周年記念ライブ。トリを務めるのはツムパイと私。
ツムパイは、会場の大型スクリーンに、私の配信画面で映し出されている「星屑読書室」の文字を映ししてくれた。
ツムパイは熱い声で語りかけます。
「ヒスイちゃんは、私を『光』だと推してくれたけど、今、ヒスイちゃんは**『夜の静かな光』**として、私と並んでいる。泣けなくても、笑えなくても、君の魂の叫びは、ちゃんと文字と静けさで届いているよ!」
私はマイクを握り、静かに、しかし力強く語りました。
「私の心は、今も完全に満たされているわけではありません。涙は出ません。でも、ツムパイという『推し』が、私に『ここにいていい』**と教えてくれました。私はもう、虚無に怯えません。私の居場所は、ここにあります」
私は、推しから受けた光を、自分の中で静かな強さに変え、多くの人に静かな肯定の光を届け続けることが出来た。
(完)




