表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

第三章:推しの書道と「真の笑顔」

コラボ後、私はツムパイの配信に行くのを躊躇してて...推しに自分のすべてを見抜かれたとか恥ずかしすぎる...!!!


だけど、ツムパイからDMが届いて。


「ヒスイちゃんの『虚無』は、私の配信に来る時だけ『熱狂』に変わるでしょ?それ、もう立派な才能だよ。だから、君は『推しの力で生きている自分』を肯定してくれると嬉しいな」


ツムパイが、書道の筆で書いた新しい画像を私に送ってきてくれて!

ツムパイが最も得意とする力強い文字で、私の配信名を記したものだった。


「星屑読書室」


メッセージにはこう添えられていた。


「この場所は、君がわたしの配信に来る時みたいに、『自分をさらけ出せる場所』にしてね。無理な笑顔はもうやめて、『虚無でも、そこにいる』という静かな強さを見せて!」


私は、ツムパイの「泣けないなら、虚無のまま正直にいろ」という言葉を受け入れて。

自分の配信で、明るい仮面を完全に脱ぎ捨てようと思ったんだ。


「……皆さん、こんばんは。『星屑読書室』です。ええと、もう無理に笑いません。私、正直、心の中は常に虚無です」


正直な「虚無」の告白が、逆に現代社会の疲弊したリスナーの共感を呼んで、「わかる、うちも虚無」「虚無だけどこの空間は好き」とコメントが殺到したの。

私の同接は一気に跳ね上がった。

私は、最推しの言葉で、「本当の自分」を肯定することが出来たの!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ